老若男女の様々な人に、日常に定番として浸透している【トートバッグ】。どなたでも気が付けば、複数持っているのではないでしょうか?
自身で購入したもの、プレゼントやノベルティとしていただいたモノなどなど。ショッピングや通勤通学、いろいろな場面で大活躍してくれましたよね。そして、【トートバッグ】といえば、「A4サイズ」が入ることが必須条件のような価値観がありました。しかしここ最近は、ライフスタイルや持ち物の変化により、【トートバッグ】も様変わりしています。
変化のポイントは、3つのキーワードで表現できそうです。
①サイズとシルエット ②機能やこだわりディテール ③環境配慮やスポーツ機能素材
今回は2023年の春夏に向けて、【トートバッグ】の詳細なディテール、デザインそして機能などのトレンドを ご紹介していきたいと思います。
目次
【2023SS】トートバッグのトレンドの背景
何年も前から毎日のように使用しているいつもの【トートバッグ】。「A4サイズ」も入るし、軽くて便利。
いつしか自分の分身のような存在になっているの人が多いのでは?
そんな【トートバッグ】が、知らない間に著しい変化を遂げています。コロナを経験し、ライフスタイルも変化した中、新たな進化を遂げ、機能も向上した【トートバッグ】を新たな分身に加えてはいかがでしょうか?
また、【トートバッグ】の新製品やノベルティ企画をご検討の際、従来の価値観からの進化は必須かもしれません。
【トートバッグ】がどんどん進化。そのポイントは?
最近、店頭のバッグ売り場やWEBショップのバッグラインナップをご覧になりましたか?
以前は、【トートバッグ】の豊富な品揃えが目立ち、多くの売場フェイスに展開されていました。
しかし、ここ数年、そのポジションを「リュック(バックパック)」が占めています。その背景には何があるのでしょうか?【トートバッグ】の現状とこれからの変化を考察してみました。
日常バッグの変化
ここ数年継続する「アウトドアスポーツブランド」の人気は、老若男女に拡大しており、アパレルだけではなくバッグアイテムにも多大な影響を与えています。
「アウトドアスポーツブランド」のロゴが入った「リュック(バックパック)」は、オンオフのシーンを問わず使われています。在宅勤務やカジュアル通勤スタイルが主流になってきた中、通勤通学の電車でビジネスマン(ビジネスウーマン)が「リュック(バックパック)」を前持ちされているスタイルは当たり前の光景となっています。従来のマチのあるバッグを使用していた、やや年配のビジネスマンにもその傾向は波及しています。
ビジネスシーンでの必要なモノの変化(小型化やPC主流)、また通勤時間でのスマホ使用などで、両手が使えて機能面で進化した「リュック(バックパック)」を使用することが必然となりました。
また時代の流れは「Less化」(キャッシュLess、タイムLess、ペーパーLessなど)。持ち物変化も背景として大きいと思われます。
しかし、【トートバッグ】が完全に消えたわけではありません。
規模はやや縮小したとは言え、バッグにおけるスタンダードとなった【トートバッグ】も、マーケットニーズやトレンドのスタイリングなどに合わせて変化を遂げ、鮮度アップした形で存続しています。
そして、様々なシーンで活躍しています。
以降、ニーズに合った【トートバッグ】に進化させるためのポイントをいくつかピックアップし、お知らせします。
【トートバッグトレンド】進化のポイント①サイズとシルエット
「超ビッグ」もしくは、「ミニ過ぎない実用的ミニ」
【トートバッグ】は、海外コレクションやセレブのトップトレンドバッグでは、バッグサイズ傾向が2極化しています。纏うように持つ「超ビッグバッグ」、コーディネイトのアクセサリー的役割の「超ミニバッグ」です。
国内マーケットにおいても【トートバッグ】は、ℤ世代のストリートを中心に、「超ビッグ」サイズの肩掛けタイプをコーディネイトするスタイリングが出てきています。
メンズの【トートバッグ】マーケットでも、ビッグサイズには注目が集まっており、WEBショップには、「ビッグバッグ」のくくりも見受けられます。
海外では、ほとんどモノがはいらないのでは?というくらい「超ミニサイズ」のバッグが人気でしたが、直近では、お財布やスマホなどは収納できる「ミニ過ぎない実用的ミニ」サイズに変化してきています。
国内マーケットにおいては、「ミニ過ぎない実用的ミニ」サイズで、ショルダーストラップなどが付いた「2WAY」仕様の【トートバッグ】が人気となっています。
「横長」、「縦長」など変化のあるシルエット
これまでは、スタンダードなA4が入る「縦長長方形」が一般的でした。
最近のトートには変化球のフォルムが増加しています。サイズのバリエーションが豊富になったのに加え、バッグの縦横のバランスの面白いタイプなど、バリエーションも拡大しています。極端に横長シルエットになったり、正方形に近いフォルムだったり。
持ち物も画一的であった以前から変化した現在、バッグのフォルムも「自由度」が増しています。必須なベースアイテムの収納容量を確保すれば、自由にデザインをしても楽しい【トートバッグ】になるのではないでしょうか。
【トートバッグトレンド】進化のポイント②機能とこだわりディテール
巾着機能
様々なブランドから、開口部に「巾着ディテール」(紐で絞る)を使ったデザインが発売されています。単純に巾着機能のみの袋状タイプもありますが、【トートバッグ】などと合体し、開口部が「巾着ディテール」で、ストラップの種類を複数取り付けた2WAY~3WAYの多機能タイプもあります。
シーンや用途に合わせて変化するため汎用性もあり、男女問わず人気です。
スポーツディテールアクセント
さらに、細部やアクセント使いで注目したいのは「スポーツディテール」使いの【トートバッグ】です。
たとえば、引っ張り強度や耐久性があり、かつ配色使いなどでデザインも楽しめる「ロープ」をハンドルや引手などに使用、カラフルでサイズバリエーションも豊富な「カラビナ」をアクセントかつ機能パーツとして。またスポーツアイテムをイメージした配色で「ステッチワーク」を効かせたりとバリエーションが拡大しています。
【トートバッグトレンド】進化のポイント③素材
環境配慮素材
【トートバッグ】素材の「環境配慮」には、大きく分けて2通りあります。
ひとつは「リサイクル」素材を使用、もうひとつは「アップサイクル」素材を使用するものです。アパレルアイテム等と同様に、【トートバッグ】も長年使用して飽きたり、消耗したために廃棄することを良しとしない時代になりました。例えば、バッグブランドの中には、残反や残糸生まれの「リサイクル」素材を使用したバッグを作っていたりします。環境にも優しく、機能面も充実しているモノづくりは、今や主流となっています。
また、「アップサイクル」素材を使用したモノづくりも増加していて、軍モノや古着、デットストック生地等を組み合わせてバッグを作っています。資源の循環や再生を考えてのモノづくりです。
今後、このような「環境配慮素材」の方向性はさらに拡大しそうです。
スポーツ機能素材
春夏シーズンだけでなく、年間を通して「スポーツ機能素材」は注目です。
特に、スニーカー等で使用される「スポーツメッシュ」は、様々なカラーや表情の異なるメッシュがあり、【トートバッグ】の素材としても注目です。
例えば、エナメル素材等テクスチャーの異なるモノとのコンビ使い、ロゴをプリントした
り、遊び感覚もプラスできます。
まとめ
【ト―トバッグ】のトレンド傾向を、ほんの一部ですがご紹介しました。
まだまだ進化を続ける【ト―トバッグ】というアイテムは、今後も追跡してゆきたいと思っています。
TRANSの主力アイテムである【ト―トバッグ】に関して、キャンペーンのノベルティとして、コンサートなどの物販としてなど、新鮮なご提案が可能です。
弊社のサイトをご覧いただき、【トートバッグ】企画のアイディアをご創造ください。
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