SDGsの目標達成を目指す取り組みは、より良い社会を実現できるだけでなく、企業イメージをアップさせ消費者やステークホルダーから好感を持たれる効果も期待できます。
すでに実施されている事例の中には、自社独自の取り組みのほか、消費者に向けてSDGsをテーマとしたキャンペーンを展開してアピールする方法もあります。
さまざまなジャンルの企業が進める注目度の高い取り組み事例を通して、自社ならではの取り組みを検討してみましょう。
企業が消費者に向けて行うSDGsキャンペーンの取り組み事例
SDGsをテーマとしたキャンペーンを企画することで、消費者がSDGsへの意識を高め、企業をより身近に感じるきっかけにもつながります。
以下は消費者の注目を集めるのに効果的なキャンペーン事例です。
ミキハウス|エコバッグプレゼントキャンペーン
リサイクルポリエステルを使ったエコバッグをオンラインショッピング利用者にプレゼント。
資格の学校TAC|中小企業のSDGs応援キャンペーン
講座受講者に対して、SDGsに取り組む中小企業の商品をプレゼント。
森永製菓|モリナガ・サステナブル~笑顔を未来へつなぐプロジェクト~
SDGsの17の目標のいずれかの達成につながる未来のお菓子のアイデアを募集。
LALAガーデンつくば|《家族で話そうよ。SDGsのこと。防災のこと。》オリジナル風呂敷プレゼント
ショッピング客へのオリジナル風呂敷プレゼントを通して、身近にSDGsを感じてもらう企画。
ユニリーバ|UMILE(ユーマイル)キャンペーン
詰め替え製品の購入や容器回収ボックスの使用を促す消費者向けエコポイントプログラム。
ミキハウス|エコバッグプレゼントキャンペーン
出典元 URL:ミキハウス オフィシャルオンラインショップ
ミキハウスのオフィシャルオンラインショップ限定で、ロゴ入りエコバッグをプレゼントするキャンペーンです。
エコバッグの素材にはリサイクルポリエステルを採用しており、雑誌も入るゆったりとしたサイズや収納に便利な内ポケット付きである点から利便性も高い仕様になっています。
オンラインショッピングの際にプレゼントの申し込みも同時にできるという手軽さからも、人気を集めています。
SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」の取り組みをアピールするキャンペーンになっています。
【キャンペーン概要】
- 応募期間
- 8月18日~8月25日
- 賞品
- エコバッグ
- 当選者数
- 希望者にプレゼント(無くなり次第終了)
- 応募条件
- オンラインショッピングの際にノベルティ希望を選択する
エシカルなモノづくりの実績紹介
シチズン クロスシー 25周年記念限定モデル用ノベルティ
植物由来の原料を主としたヴィーガンレザーをつかって、オリジナルのポーチを製作しました。クロスシー25周年を記念して発売された限定モデル用のノベルティです。
エシカルなモノづくりの実績紹介
松尾ミユキ デザイン フルーツ柄エコバッグがその場で当たるキャンペーン
フレッシュ・デルモンテ・ジャパンのキャンペーンの企画・賞品の製作事例です。廃棄予定の食材で染め上げたエコバッグのデザインに、人気イラストレーターの松尾ミユキ氏を起用しました。
資格の学校TAC|中小企業のSDGs応援キャンペーン
出典元 URL:資格の学校TAC|中小企業のSDGs応援キャンペーン(tac-school.co.jp)
資格の学校TACの、企業経営アドバイザー対策講座受講者に対し、SDGsに取り組む企業の商品をプレゼントするキャンペーン。
商品は、SDGsの対象項目を探すためのクイックガイドとして活用できる、大川印刷の「ターゲット・ファインダー®日本語版」や、京都紋付の伝統技術・黒染めオーダー券、ジーンズ製作の過程でできる余り布を使ったBetty Smith🄬のミニトートバッグ、HAYAMIの完全自然由来の草ストロー、といったバラエティ豊かなラインナップです。
SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」「目標14:海の豊かさを守ろう」をはじめとした環境負荷低減に向けた取り組みをアピールするキャンペーンになっています。
【キャンペーン概要】
- 応募期間
- 9月1日~10月31日
- 賞品
- ターゲット・ファインダー🄬日本語版、黒染めオーダー券(Tシャツ1枚のリウェア分)、エコベティシリーズミニトートバッグ、草ストロー50本入り3箱セット
- 応募条件
- 2022年3月合格目標 企業経営アドバイザー対策講座フルパック(財務入門付)・フルパックに申し込む
森永製菓|モリナガ・サステナブル~笑顔を未来へつなぐプロジェクト~
森永製菓の「チョコボール」「ラムネ」「おっとっと」をベースに、SDGsの目標達成につながる未来のお菓子のアイデアを募集するキャンペーン。
SDGsの17の目標のいずれかの達成につながるお菓子のアイデアや「実際にそのお菓子が販売されるとどんなことが起こる」「どんな問題が気になった」といった項目も踏まえて応募する仕組みとなっており、子どもたちのSDGsに関する理解を深めます。
【キャンペーン概要】
- 応募期間
- 9月12日まで
- 賞品
- 最優秀賞(表彰状、5000円相当おかしセット)、優秀賞(表彰状、500円相当おかしセット)、チョコボール賞(表彰状、チョコボール1ケース240個)、ラムネ賞(表彰状、ラムネ1ケース240個)、おっとっと賞(表彰状、おっとっと1ケース60個)、参加賞(オリジナル壁紙2種)
- 当選者数
- 最優秀賞・チョコボール賞、ラムネ賞、おっとっと賞各1名、優秀賞30名、参加賞全員
- 応募方法
- 応募サイトから用紙をダウンロードしてアイデアを記入し、アップロードか郵送で応募
LALAガーデンつくば|《家族で話そうよ。SDGsのこと。防災のこと。》オリジナル風呂敷プレゼント
出典元 URL:三井ショッピングパーク|《家族で話そうよ。SDGsのこと。防災のこと。》オリジナル風呂敷プレゼント!!(mitsui-shopping-park.com)
LALAガーデンつくばでは、エコバッグにもなり、災害発生時に三角巾や敷物としても活用できるオリジナル風呂敷をプレゼントするキャンペーンを実施。
SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」への意識を深める取り組みです。期間中、ショッピング会場でレシートを提示するとその場でプレゼントがもらえるという手軽さも、参加率アップのポイントとなります。
【キャンペーン概要】
- 応募期間
- 9月23日~26日
- 賞品
- オリジナル風呂敷
- 当選者数
- 各日先着50名
- 応募条件
- 1階アーケード特設会場で買い物2000円分(税込)以上のレシートを提示
ユニリーバ|UMILE(ユーマイル)キャンペーン
詰め替え製品の購入や、回収ボックス使用を通じてポイントを貯めるユニリーバのエコポイントプログラムのキャンペーン。
LINEを使ってポイント(ユーマイル)を貯めることができ、貯まったポイントはエコグッズと交換できたり、寄付、またはLINEポイントとして活用したりすることができます。
SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」につながる取り組みです。
圧倒的ユーザー数のLINEを活用することで、キャンペーン参加へのハードルを下げ、ポイントの活用にも選択肢を設けることで、さまざまなユーザーのニーズに応えることができる内容となっています。
【キャンペーン概要】
- 応募期間
- 2020年11月2日~2022年5月31日
- 賞品
- コラボグッズコース:ダヴ泡ハンドウォッシュディープモイスチャーハローキティ限定デザインボトル、ハローキティデコレーションシール付きオリジナルマスクケース2色
エコグッズコース:e.スポンジワイプ、天然素材配合くらしのセット、マイクロファイバースポンジ、crepピクニックラグ - 当選者数
- ダヴオリジナルデザインボトル:1000名、マスクケース2色:各100名
エコグッズコースは全員 - 応募方法
- ①ユニリーバ公式LINEアカウントをお友達登録②詰め替え製品購入や回収ボックス使用の画像を撮影し、トーク画面に送信してUMILEを貯める③「UMILEで交換」ボタンを押して応募
大手企業が行っているSDGsの取り組み事例
高い技術力や発信力を有する大手企業によるSDGsの取り組みも、業界関係者や消費者の注目を集めています。
以下の企業は積極的にSDGsに取り組んでいます。
グンゼ|プラスチック廃棄Oへの挑戦
プラスチックの機能を活かし循環させることで、プラスチック廃棄ゼロを目指す。
ネピア|nepia Quality/3つの品質
国際基準の森林認証制度に基づく原料の選定を通じて、森林保全などに貢献する取り組みを展開。
花王|プラスチック容器の完全リサイクル化をめざす
新たなフィルム容器の開発により、包装容器本体のプラスチック使用量の削減を図る。
ライオン|インクルーシブ・オーラルケア
オーラルケアを通して歯と口の健康の増進を啓発する体験プログラムを、貧困家庭の子どもたちに提供。
アート引越センター|「ごみゼロ」「事故ゼロ」をめざす
引っ越しの際の梱包資材減量から働きやすい環境づくりまで、幅広くSDGsを意識した取り組みを展開。
セブン-イレブン|GREEN CHALLENGE 2050
環境負荷低減を目指した設備やフードロスを防ぐ取り組みなどを展開。
グンゼ|プラスチック廃棄Oへの挑戦
出典元 URL:プラスチックカンパニー|グンゼ株式会社(www.gunze.co.jp/plastic)
インナーを中心とした繊維製品メーカーとして日本を代表するグンゼは、プラスチック分野で廃棄ゼロを目指した取り組みを進めています。
国内シェアトップを誇る飲料用ボトルのシュリンクフィルムにおいては、石油化学材料の使用料を削減するための素材開発を進めています。
また、フードロス削減を目指し、耐久性の高いフィルムや鮮度保持に優れたフィルムの開発にも取り組んでいます。
同社は製品開発だけでなく、製造工場においても、2024年に基幹工場である守山工場を「サーキュラーファクトリー」に変換し、廃プラを出さないゼロ・エミッションの実現を目指します。
SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」や「目標2:飢餓をゼロに」の達成に貢献する取り組みとして、各方面から大きな期待が寄せられています。
ネピア|nepia Quality/3つの品質
出典元 URL:nepia Let's 社会にいいお買い物(nepia.co.jp)
「生活品質」「社会品質」のほか、環境への配慮を取り入れた「環境品質」の追求を掲げる王子ネピア。
森林や木材の管理や植林に関する厳しい条件の下、世界的に広く適用されている国際基準のFSC🄬認証紙を業界に先駆けて主要製品に導入しています。
2017年からはWWFジャパンと連携してFSC🄬認証紙への理解推進にも取り組んでいます。また、王子グループでも国内に19万ヘクタールの森を保有し、植林活動を展開しています。
2008年からは、トイレットロールやティッシュの売り上げの一部で、東ティモールで活動するユニセフの活動を支援。
現地でのトイレづくりや屋外排泄根絶を目指すプログラムに貢献しています。
SDGsの「目標6:安全な水とトイレを世界中に」「目標15:陸の豊かさも守ろう」につながる取り組みとして、業界内でも存在感を示しています。
花王|プラスチック容器の完全リサイクル化をめざす
出典元 URL:花王|プラスチック容器の完全リサイクル化をめざして(www.kao.com)
プラスチック容器の完全リサイクル化を目標に掲げるなど、環境負荷低減への取り組みを進める花王。
薄いフィルム素材に空気を入れて膨らませることで、プラスチックボトルのように便利に使える新型容器を開発。
本体容器でありながら、プラスチック使用量を詰め替えパック程度にまで削減することを実現させました。
また、同社の国内最大事業拠点があり「SDGs未来都市」にも選定されている和歌山市と、SDGs推進に関する連携協定を締結。
市内で回収した海洋プラスチックごみを再生樹脂に加工したり、市内小学校でプラスチックごみに関する授業プログラムを先行実施したりしています。
SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」のほか、自治体と連携して「目標14:海の豊かさを守ろう」実現に向けて取り組む姿勢を発信しています。
ライオン|インクルーシブ・オーラルケア
出典元 URL:ライオン インクルーシブ・オーラルケア(lion.co.jp)
オーラルケアを通して社会・環境問題に取り組む活動を掲げるライオン。
虫歯の割合が高いとされる経済的困窮世帯の子どもなどに向けて、ダンスや歯ブラシデコレーションなどを取り入れたオリジナル体験プログラムを提供。
歯と口の健康の重要性の意識付けを図ります。
また製品に含まれるミントを栽培しているインドの生産者について、「労働者の人権を守っている」「環境に悪影響を与える肥料を使用しない」などの条件を満たした認証農家の割合アップも目指しています。
オーラルケアの重要性周知を通じてSDGsの「目標3:すべての人に健康と福祉を」の達成を目指す企業活動として、児童福祉の分野をはじめ幅広い関心を集めています。
アート引越センター|「ごみゼロ」「事故ゼロ」をめざす
出典元 URL:アートグループのSDGs
アート引越センターでは引っ越しの際の梱包資材の減量のため、紙資源を使わない「エコ楽ボックス」を開発。
引っ越し作業で発生した段ボールの回収と再利用も手掛けています。
そのほか、クリーンディーゼル車や業務のペーパーレス化の導入、従業員へのエコバッグ配布などを通じて、環境負荷低減に取り組みます。
さらに業界初となる定休日の設定や女性従業員による社内プロジェクトの推進など、働きがいのある労働環境の整備にも力を入れています。
「目標8:働きがいも経済成長も」「目標13:気候変動に具体的な対策を」をはじめとしたSDGsの推進へのきめ細かい取り組みで、社内外から評価を得ています。
セブン-イレブン|GREEN CHALLENGE 2050
出典元 URL:セブン-イレブン・ジャパン|GREEN CHALLENGE 2050
セブン-イレブン店舗やサプライチェーン全体で連携して持続可能な社会の実現に取り組み、環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を定めているセブン&アイグループ。
店舗では太陽光発電パネルや温暖化への影響を低減した冷蔵ケースを配置し、ペットボトルリサイクルにも取り組んでいます。
販売期限の近い商品の購入を促す「エシカルプロジェクト」や、フェアトレード原料使用の食品販売も展開。
SDGsの「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「目標10:人や国の不平等をなくそう」を前進させる取り組みとして、幅広く影響力を発揮しています。
消費者にも伝わりやすいSDGsの取り組み事例
ペットボトル飲料のように手に取りやすい商品に環境配慮の仕組みが加わると、メーカーのSDGs推進に対する姿勢が消費者に伝わりやすくなります。
SDGs推進に向けた以下のアプローチは、消費者に響きやすい事例といえます。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ|リサイクルペットボトル・ハローキティ ラベル
SDGs推進を広報する活動でも知られるハローキティとコラボしたリサイクルペットボトル使用の商品を販売。
アサヒ飲料|ラク&エコ ラベルレスボトル
プラスチック使用量を削減したラベルレスのペットボトル商品を販売。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ|リサイクルペットボトル・ハローキティ ラベル
ポッカサッポロフード&ビバレッジは再生PET樹脂を100%使用したペットボトルに、SDGsへの取り組みを応援する活動でも知られるハローキティのラベルを取り入れた「富士山麓のおいしい天然水」を新発売。プレミアム感あふれるデザインのリサイクルペットボトルを通じて、SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」を発信します。
ポッカサッポロフード&ビバレッジは再生PET樹脂を100%使用したペットボトルに、SDGsへの取り組みを応援する活動でも知られるハローキティのラベルを取り入れた「富士山麓のおいしい天然水」を新発売。
プレミアム感あふれるデザインのリサイクルペットボトルを通じて、SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」を発信します。
該当商品はポッカサッポロネットショップや一部サンリオショップ限定で販売。
今や国連と協働してSDGs推進の広報を担う活動でも注目されているハローキティとのコラボによって、環境に配慮した商品を販売していることを幅広く周知しています。
アサヒ飲料|ラク&エコ ラベルレスボトル
アサヒ飲料は容器のプラスチック使用量やごみの分別時の手間を減らすラベルレスボトル商品を、ネット通販を通じて販売しています。
「アサヒおいしい水」「十六茶」など人気商品をラベルレスボトルで売り出すことで、消費者にSDGsに貢献する購買活動を促しています。
同社は持続可能な容器包装の実現に向けた「容器包装2030」を制定し、リサイクルPETや植物由来の素材の積極的な活動に取り組んでいます。
ラベルレスボトルの販売は、SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」を分かりやすく周知する取り組みといえます。
より身近なSDGsの取り組み事例
このほかにも市民が参加しやすい活動を手掛けたり、市民が手に取りやすいアイテムづくりを通じてSDGsを発信したりしている事例もあります。
以下の企業の取り組みは、幅広く消費者の関心を集めています。
Nordgreen|北欧デザインの腕時計ブランドが取り組むサステナブルな活動
腕時計を購入すると売り上げの一部を寄付できるという社会貢献プログラムを実施。
ワンダフルライフ|ビーチクリーンアップ&オリジナル絵本の作成
顧客や市民とともにビーチクリーン活動を展開し、海ごみ問題について啓発する絵本を作成。
三藤株式会社|SDGs バッジ作製
SDGsをPRするバッジなどを、再生素材などを活用して作製。
株式会社テクノラボ|海洋プラから生まれた工芸品buoy
廃棄されたプラスチックごみをアップサイクルした工芸品を製作。
Nordgreen|北欧デザインの腕時計ブランドが取り組むサステナブルな活動
出典元 URL:Nordgreen(ノードグリーン)【日本公式サイト】( https://nordgreen.jp/ )
デンマーク発の腕時計ブランドNordgreen(ノードグリーン)は、デンマークの文化やライフスタイルを世界に発信していくとともに、より良い社会をつくるために創設されました。
数多くのサステナブルな取り組みの中でも注目したいのが、ノードグリーンが創設当初から実施している社会貢献プログラム。
腕時計を購入すると、その売り上げの一部を寄付することができます。
寄付先は、教育/衛生・健康/環境を軸とする3つのNGO団体から選ぶことが可能です。
購入者が自ら寄付先を選択することができることで、より社会貢献への参加に実感を持つことができる取り組みと言えるでしょう。
また、今注目のヴィーガンレザーを製品のベルトに取り入れている点にも注目です。
詳しい製品情報はこちら> https://nordgreen.jp/collections/vegan-watches
SDGsの「目標6:安全な水とトイレを世界中に」や「目標4:質の高い教育をみんなに」、「目標15:陸の豊かさも守ろう」を達成するための取り組みとして、企業のみならず消費者からも注目されるブランドです。
ワンダフルライフ|ビーチクリーンアップ&オリジナル絵本の作成
出典元 URL:SDGs|WONDERFULL LIFE Inc.(wonderfullife.jp)
ヘアサロン経営や美容商材卸売を展開する「ワンダフルライフ」は、地元・知多半島でのビーチクリーン活動や、きれいな海を守る必要性を説く絵本作成に取り組んでいます。
2020年から始めたビーチクリーンは、顧客や市民も参加。
海洋プラスチックごみ問題などを説明するオリジナル絵本を製作し、子どもたちへの読み聞かせなども企画しています。
水や薬剤を頻繁に使用する業界の中で、率先して地球環境問題改善に向けた活動を進める同社には、業界外からも注目が集まっています。
ほかにも奨学金制度を設けるなど「目標4:質の高い教育をみんなに」「目標14:海の豊かさを守ろう」をはじめ、SDGsを幅広く推進する取り組みを展開しています。
三藤株式会社|SDGsバッジ作成
出典元 URL:わたしたちがSDGsに取り組む証(sunfuji.com)
ワッペン・エンブレムなどの製作・販売を手掛ける三藤は、SDGsのPR活動に役立つバッジやワッペンなどの作製を展開。
提携工場のあるパキスタンや中国で再生素材を使用しサステナブルをPRするほか、現地の労働者確保や労働環境向上にも努めています。
SDGsをPRするアイテムづくりを通じて「目標10:人や国の不平等をなくそう」「目標12:つくる責任つかう責任」の推進にも貢献する取り組みといえます。
株式会社テクノラボ|海洋プラから生まれた工芸品buoy
出典元 URL:buoy(techno-labo.com)
プラスチックメーカーのテクノラボは、海洋ごみを素材としたアップサイクルブランド「buoy -ブイ-」を展開。
廃棄されたプラスチックを、有志で開発した技術によって加工し、目にも鮮やかな工芸品に生まれ変わらせています。
海洋ごみだったプラスチックを素材にしたトレイや植木鉢などを、自社のオンラインショップで販売。
地球環境への悪影響が指摘されるプラごみを長く使える工芸品に変貌させる技術を通して、SDGsの「目標14:海の豊かさを守ろう」に貢献する活動を発信しています。
まとめ
プロダクトの素材やパッケージに環境への配慮を取り入れたり、消費者への啓発を含めたキャンペーンを企画したりするなどSDGsを発信するには多彩なアプローチ方法があります。
参加する社員やステークホルダー、消費者にとってなじみやすく、SDGsを身近に感じられる方法を選択することで息の長い活動につながりやすくなります。
トランスではサステナブルな素材を使ったモノづくりや、SDGsの観点を基盤にしたコトづくりでプロモーション活動のサポートも行っています。
SDGs推進の取り組みについてご相談がある際は、是非担当営業までご連絡ください。