地球環境を見直す上で今改めて注目されている竹。その理由として、通常の木材が製品化するまでに約10年を必要とするのに対し、竹は3年ほどで収穫ができる成長の早い植物であることが挙げられます。
さらに、竹は多くの水を必要とせずに成長できることから、近年ではエコ素材として様々な製品に使われ始めています。
このコラムでは数あるバンブーグッズの中から、エコ&おもしろバンブーグッズのご紹介と、ノベルティ製作をするにあたって当社おすすめのバンブープロダクトとをあわせてご紹介していきます。
バンブーグッズいろいろ
エコ素材として竹が注目を浴びるようになり、多岐に渡るジャンルで多くの竹製品が開発されています。
中にはこんな意外なものもバンブー製?!というアイテムもあったりします。
ここでは、すでに竹を素材として使うことがスタンダート化しているアイテムからレアなものまで、様々なバンブーアイテムをご紹介していきます。
竹のハブラシ
出展元:https://mamap.life/products/5-packs-mamap-bamboo-toothbrushes?variant=39460009410729
キュートなデザインで目を引く「MamaP」のハブラシ。
柄もブラシの部分もすべて竹でできたバンブーハブラシそのものは、徐々にスタンダード化している兆しがあります。
そんな中、北欧系ナチュラル&シンプルなバンブーハブラシも人気ですが、こちらはアメリカンブランドらしいカラフルでポップなデザインが特徴です。
ただかわいいだけでなく、LGBT平等や海洋保全などテーマに合わせたデザインになっているそうです。
竹のノート
出展元:https://www.takegamilabo.com/top/%E7%AB%B9%E7%B4%99%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88/
絵本作家・イラストレーターのむらかみひとみさんが描くパンダのイラストが入った「竹紙100ノート」。
人気のホワイトと、あたたかな風合いのナチュラルの2色展開です。
キュートなパンダのイラストにも癒されるので、地球にもヒトにもやさしいノートです。
竹のトイレットペーパー
出展元:https://eleminist.com/article/1260
こちらは竹100%でできたトイレットペーパー。
この「バンブーロール」は芯も紙もすべて竹でできており、FSC認証(Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)を受けています。
パッケージにはリサイクル段ボールを使用、梱包用のテープもリサイクル可能な素材を使うなど、徹底して環境に配慮したスタンスです。
さらに、このトイレットペーパーを製造する際に必要な電力はすべて水力発電を使用しているそうです。
竹の洗濯水
出展元:https://www.pristine-official.jp/journal/story/detail/34
合成界面活性剤を一切使わず、国内の天然竹から抽出したミネラル水で衣類を傷めず洗浄する「竹の洗濯水」です。
オーガニックコットンや、ウールやカシミヤなどの動物性繊維や麻などの天然素材にも使えます。
ミネラルがしっかり働くので、泡立てなくても20分の付け置きで汚れはしっかり落ちるそうです。
すすぎが1回なので、水が少量で済むところも嬉しいですね。
番外編 竹のスピーカー
出展元:https://takenosuke.com/i3booo/
やや変わった見た目のこちらは、iPhone用のインテリアスピーカーで、清水寺や銀閣寺の竹垣を手がけた職人さんによるオリジナル商品です。
大きさの違う筒は、組み方によって音の質感や広がりが変化するそうです。
竹を通すことで音質が柔らかになるので、自分好みの音をカスタマイズしてみるのも面白いかもしれません。
このように、日常的に使う消耗品から生活雑貨まで、今や様々なジャンルで竹を使った商品が展開されています。
グッズ製作におすすめのバンブープロダクト
続いては、ノベルティ製作の際におすすめのバンブープロダクトをご紹介していきます。
どのアイテムも国内で在庫しており(在庫数は流動的です)、本体への名入れが可能です。ぜひご参考にしてみてください。
タンブラー
出展元:https://www.hansoku-style.jp/products/detail/5041
竹の繊維をパウダー状にして固めたバンブーファイバーを使用した2層タンブラーです。
バンブーファイバーはプラスチックに代わる素材としても注目を集めています。
軽くて丈夫なため、扱いやすいのも特徴です。
カラーはブラック、ホワイト、カーキの3色展開で、ほぼ全面に単色の名入れが可能です。
マグカップ
出展元:https://www.hansoku-style.jp/products/detail/1013
バンブーファイバー入りで、普段使いのしやすいマグカップです。
バンブーファイバーのプロダクトは、軽くて丈夫なのでアウトドアアイテムとしても人気です。
本体のマットな質感でプリント映えもバッチリです。
色はレッド、ブラック、ホワイト、カーキの4色展開です。
マイカトラリーセット
出展元:https://www.hansoku-style.jp/products/detail/4919
こちらもバンブーファイバーを使用したスプーンとフォークのカトラリーセットです。 先端と柄の部分が分解できるので、持ち歩きも手のひらサイズでコンパクトです。 来年4月からの「プラスチック資源循環促進法」に備えて、グッズ製作の候補にマイカトラリーを入れてみるのはいかがでしょうか。 色展開はホワイト、ブラック、ナチュラルの3色で、名入れも可能です。
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マイカトラリー特集
2022年4月からの「プラスチック資源循環促進法」の施行により、これからはマイカトラリーを持ち歩くことになるかも?!素材やフォルムにもこだわった当社イチオシのマイカトラリーをご紹介します。
ストロー
出展元:https://www.hansoku-style.jp/products/detail/5158
カトラリー同様、2022年4月以降は有料化予定となっているストロー。
今後はマイカトラリーに加えて、マイストローも必需品になる可能性大です。
ストロー本体は分解して専用ケースに入れられるので、持ち歩きも便利。
専用のブラシ付きなので、気になる汚れもすっきり落とせて毎日清潔に使えます。
竹を使うことで環境を守る
プラスチック代替品のエコ素材として竹が注目されていますが、竹にはもうひとつの側面があります。
竹は成長が早く他の木材の代替資材として注目される一方で、竹の成長によって周りの木々が成長するための太陽光を遮る要因にもなる「竹害」(放置竹林問題)も問題視されています。
素材として継続的に竹を使用することは、地球環境を破壊する森林伐採を防ぐとともに竹害を食い止めるための有効な手段のひとつです。
グッズとして取り入れやすいアイテムも多いので、この機会に竹を使った素材のグッズ製作を検討してみてはいかがでしょうか。