SNSで行うアイコン・バナー配布キャンペーンのメリットとは|画像サイズや事例も紹介
SNSで行うアイコン・バナー配布キャンペーンのメリットとは|画像サイズや事例も紹介

エンタメ業界では昨今、キャラクターIPや自社の商品・サービスなどをデザインしたSNSアイコン・バナーの配布キャンペーンが精力的に展開されています。

本記事では、アニメ、ゲーム、アーティストなど、エンタメの各ジャンルにおけるSNSアイコン・バナー配布キャンペーンの事例を12種類ピックアップ。

また、配布キャンペーンを実施するメリットや、代表的なSNSのアイコン・バナーサイズに関する情報もまとめました。

目次

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エンタメ業界におけるSNS用アイコン・バナーの配布キャンペーン

マンガ・アニメ、ゲーム、VTuber、アイドルなどに関連するビジネスを中心としたエンタメ業界では昨今、SNS用アイコンやバナー・壁紙をファンに向けて配布するキャンペーンが盛んに企画されています。

SNS用アイコンとは、X(旧Twitter)で言えばアカウントのプロフィール部分にあたる画像を指します。
アイコンの背景の画像は、バナーもしくはヘッダーと呼ばれます。
また、壁紙とは各SNSの投稿欄などの背景に使われる画像を指します。

マンガ・アニメなどのファンにとって、X(旧Twitter)やInstagramをはじめとするSNSは、単なる情報収集の場に留まらず、推し活の場でもあります。
日常的にSNSを活用して推し活を楽しむファンには、SNSアイコンやバナー、壁紙を推しのデザインに設定できるキャンペーンはたいへん魅力的に映ります。
企画側にとっても、多くのSNSユーザーがアイコンやバナーなどにキャラクターや自社商品・サービスをデザインした画像を取り入れてくれることで、大幅な認知度アップを図る機会になります。

SNS用アイコン・バナーの配布キャンペーンのメリット

SNS用アイコン・バナーを配布するキャンペーンは、キャラクターや商品、サービスなどの知名度・好感度を高めるための手段として用いられることが多いようです。
以下に、配布キャンペーンの代表的なメリットを挙げます。

  • 幅広い世代が日常的に目にするSNSアイコンやバナーを通して、キャラクターなどの認知度がアップする
  • ファンによるキャンペーンの情報拡散効果が期待できる
  • 自身のSNSアイコンやバナーが推しのデザインになることで愛着が高まり、息の長い応援が見込める
  • 配布するのはデジタルコンテンツのため、在庫管理や配送などにコストをかける必要がない

ほかにも、キャンペーンに参加するユーザーのアイコンが同じデザインのものに変わっていく「アイコンジャック」やデジタルデータにさまざまな情報を記録し、コピーや改ざんがされなくなるような唯一性や資産的価値を保持させる「NFT」の手法もプラスすることで、プレミアム感の高いキャンペーンになります。

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SNSのアイコン・バナーのサイズ規定

SNSには、プラットフォームごとに推奨される画像サイズがあります。
推し活・オタ活でよく使われるSNSのアイコン・バナー、投稿画像のサイズ規定は以下のようになっています。

ヘッダー画像・バナー アイコン・プロフィール画像 投稿できる画像
X(旧Twitter) 推奨画像サイズ:1,500×500ピクセル
容量:2MB
拡張子:JPEG、GIF、PNG
推奨画像サイズ:400×400ピクセル
容量:2MB
拡張子:JPEG、GIF、PNG
推奨画像サイズ:1,920×1,080、1,280×720など
容量:5MB(GIF画像の場合、モバイル端末なら5MB、X(旧Twitter).comなら15MB)
拡張子:JPEG、GIF、PNG
LINE 推奨画像サイズ:720×1,280ピクセルなど
拡張子:JPEG、GIFF、TIFF、PNG
推奨画像サイズ:480×480ピクセルなど
拡張子:JPEG、GIFF、TIFF、PNG
推奨画像サイズ:1,200×628
容量:10MB
拡張子:JPEG、GIFF、TIFF、PNG
Instagram - 推奨画像サイズ:180×180、320×320ピクセルなど
拡張子:JPEG、GIF、PNG
推奨画像サイズ:1,080×566、1,080、1,350ピクセル
容量:30MB
拡張子:JPEG、GIF、PNG
TikTok - 推奨画像サイズ:20×20ピクセル以上
拡張子:JPEG、PNGなど
推奨動画サイズ:1,080×1,920ピクセル
容量:287MB(ios)、72MB(アンドロイド)
Litlink 容量:20MB
拡張子:JPEG、PNG、GIF
容量:20MB
拡張子:JPEG、PNG、GIF
容量:20MB
拡張子:JPEG、PNG、GIF

なお、LINEスタンプは370×320ピクセル以内、PNG形式となっています。

※2023年2月現在の情報です。SNSの仕様変更により変わる可能性があるため、画像を制作する際は最新情報をご確認ください。

SNS用アイコン・バナーの配布キャンペーンの事例12選

エンタメ業界で実施され、反響を呼んだSNS用アイコン・バナーの配布キャンペーンの事例をご紹介します。
サブカルチャーやゲーム、アーティストなどのプロモーション活動につながるキャンペーンのお手本として、ぜひ参考にしていただければと思います。

【アニメ・マンガ・ゲーム】SPY×FAMILY「X(旧Twitter)フォロワー10万人突破記念」

人気アニメ『SPY×FAMILY』のX(旧Twitter)フォロワー10万人突破を記念して企画された、SNS用アイコンを公式サイトからダウンロードできるキャンペーンです。
画像は6種類あり、ファンにとっては推しのキャラクターを自身のアイコンにできる点が魅力的。
各ファンが推しをアイコンに設定してSNSを利用することで、作品の認知度アップにもつながりそうです。

キャンペーンページ

【アニメ・マンガ・ゲーム】ソードアート・オンライン「X(旧Twitter)フォロワー100万人記念」

人気アニメ『ソードアート・オンライン』のX(旧Twitter)フォロワー100万人記念企画として、X(旧Twitter)アイコンやヘッダー画像に加えて、パソコン・スマホ・タブレット用壁紙を配布するキャンペーンです。
画像は描き下ろしビジュアルを採用しており、キャンペーンサイトからクリックまたはタップしてダウンロードできます。
X(旧Twitter)アイコンやヘッダーだけでなく、壁紙をもらえるのが嬉しいポイント。
パソコン・スマホ・タブレットの画面をソードアート・オンライン仕様にデコレーションできます。

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【アニメ・マンガ・ゲーム】サマータイムレンダ「国内配信解禁記念」

人気アニメ『サマータイムレンダ』の国内配信解禁記念として、SNSアイコン40種類をプレゼントするキャンペーンです。
公式サイトから好きな画像をダウンロードできる仕組みで、zipファイルを使った一括ダウンロードも可能。
アイコンゲット後には『#サマータイムレンダ』のハッシュタグをつけてツイートすることを呼びかけており、高い拡散効果が期待できる内容になっています。

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【アニメ・マンガ・ゲーム】メギド72「X(旧Twitter)アイコンジャックキャンペーン」

人気RPG「メギド72」の5周年記念として企画された、X(旧Twitter)アイコンジャックキャンペーンです。
期間中に特設サイト上で参加ボタンをタップすれば、各自のX(旧Twitter)アイコンが記念デザイン画像に変更され、期日が過ぎると元のアイコンに戻るという内容です。
どんなアイコン画像になるかはキャンペーン開始までのお楽しみとなっており、実施前から話題性の高い企画となりました。

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【アニメ・マンガ・ゲーム】NARUTO-ナルト-「アイコン変化の術キャンペーン」

人気アニメ『NARUTO』の20周年記念として企画された、X(旧Twitter)アイコンを作品キャラクターデザインに変えるアイコンジャックキャンペーンです。
特設サイトの参加登録ボタンを押せば事前登録でき、期間中には登録者のアイコンが一斉にNARUTOデザインに変化します。
登録者に配布される画像デザインの種類はランダムに決められ、期間中にキャンペーン名のハッシュタグを付けて投稿すると賞品が当たる抽選も実施するなど、ファンのワクワク感をかき立てる内容になっています。

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【アニメ・マンガ・ゲーム】東京卍リベンジャーズ「アイコン配布&X(旧Twitter)絵文字表示」

人気マンガ『東京卍リベンジャーズ』のファン向けX(旧Twitter)企画。キャンペーンページにアクセスし、東京卍リベンジャーズの公式アカウントのキャンペーンツイートのリツイートや、「2023年に頑張りたいこと」を記したツイートをすると、人気キャラクターデザインのアイコンが贈られます。
アイコン配布キャンペーンの前には、ハッシュタグ付きで作品名などをつぶやくと、人気キャラの絵文字が表示される企画も実施。
絵文字企画が好評を博したため、期間を延長した上で、新たにアイコン配布キャンペーンも展開されました。

公式X(旧Twitter)ページ

【アニメ・マンガ・ゲーム】誰ソ彼ホテルRe:newal「キャラクター・ボイスPV公開記念」

脱出アドベンチャーノベル『誰ソ彼ホテル』の登場人物がデザインされた、SNSアイコン・ヘッダーのプレゼントキャンペーンです。
画像は公式サイト内からダウンロードできます。
リメイク作品のスマホアプリゲーム配信やYouTubeチャンネル開設など、幅広い展開を見せる同作品。
本キャンペーンは、“キャラクター・ボイスPV”の公開記念として企画されました。

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【アニメ・マンガ・ゲーム】宇宙兄弟「キャラクターの誕生祭 待受画像プレゼント」

人気漫画「宇宙兄弟」は2023年に連載15年を記念して、キャラクターの誕生日に合わせたファン向けの企画を進めています。
人気キャラクター、フィリップ・ルイスの誕生日に合わせた企画では、公式LINEとメルマガで待ち受け画像をプレゼント。
公式LINEではトーク画面に「フィリップ誕生日」と打ち込み、メルマガではダウンロード可能なURLが届けられるという方法で画像をゲットできます。
プレゼントされる画像はLINEとメルマガで雰囲気が異なっており、両方の登録数アップが見込めそうです。

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【アニメ・マンガ・ゲーム】Zombie Zoo「映像公開を記念 NFTが当たるキャンペーン」

日本初のNFTアートプロジェクト『Zombie Zoo』のアニメ化映像公開を記念したX(旧Twitter)キャンペーンです。
公式アカウントをフォローし、指定のツイートをリツイートした人の中から抽選で、作品に関連した限定非売品NFTアートが贈られます。
『Zombie Zoo』とは、9歳の日本の少年「Zombie Zoo Keeper」が夏休みの自由研究としてiPadでピクセルアート作品を制作したことにより始まった、NFTアートプロジェクト。
「Zombie Zoo Keeper」は“2021 Forbes JAPAN 100“にも選出されるなど、経済界をはじめ、多方面から注目されています。

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【スポーツ】バスケットLIVE「日本代表選手画像プレゼント」

バスケットボール試合のライブアプリで、“NFT応援アイテム”を指定数購入した人に、日本代表選手の画像がプレゼントされる企画です。
画像はLINEプロフィール画面に設定可能。
売り上げの一部は選手の活動資金にあてられます。
NFT応援アイテムの購入で推しの選手をサポートすると、さらに画像もプレゼントされるというお得感がポイント。
ファンの応援意欲をさらに高めてくれそうです。

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【アーティスト】平井 堅「配信シングルリリース記念」

アーティスト・平井堅さんのシングル「いてもたっても」のリリース記念として、X(旧Twitter)やLINEのヘッダー画像、SNSのプロフィール画像をプレゼントする企画です。
オフィシャルウェブサイトから画像をダウンロードし、各自のSNSで活用できます。
プレゼントされるのは、平井さんが魔法使いに変身する世界観を表現した同曲のミュージックビデオのサムネイル画像。
ファン心をくすぐるデザインとなっています。

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【アーティスト】田原俊彦「シングルリリース記念」

歌手・田原俊彦さんのシングル、「ロマンティストでいいじゃない」発売記念として、X(旧Twitter)用のオリジナルヘッダーとアイコンが無料でダウンロードできる企画です。
ユニバーサルミュージックジャパンHPニュースサイト内の画像をダウンロードできます。
田原さんの写真やイラストを使ったSNS用画像の配布例としてはほかにも、公式サイトでオリジナルアイコンをプレゼントしたり、LINEスタンプやLINE着せかえを販売したりしています。

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まとめ

エンタメ業界における、SNS用アイコン・バナーの配布キャンペーンの実例をご紹介しました。
X(旧Twitter)やInstagram、LINEをはじめとした主要SNSは、多くの利用者を抱えているため、プロモーションの場として非常に魅力的。
アイコン・バナーの配布キャンペーンを上手に活用すれば、コンテンツや商品のファンづくりにも大いに役立てられそうです。

弊社トランスでは、SNSキャンペーンコラボ・タイアップはじめ、さまざまなセールスプロモーションサービスの企画・運営を行っています。
また、アイコンやバナーのようなデジタルコンテンツだけでなく、ノベルティ・オリジナルグッズなどのリアルなものづくりにも実績が厚く、デジタルとリアル、双方の良さを活かした柔軟なご提案が可能。
近年注目されている“推し活”や“SDGs”などに関しましても、可能な限り最新の情報をアップデートしており、多種多様なご要望にお応えできる体制を整えております。

お話をしっかりとお聞かせいただいた上で、最適なご提案をさせていただければと思いますので、まずはお気軽にご相談ください。

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