推し活グッズとしてはもちろん、スマホアクセサリーとしても便利な『フォンタブ』をご紹介します。
K-POPアイドルの公式グッズとして “PHONE TAB”(フォンタブ)表記で販売されているフォンタブ。
韓国発祥のオリジナルグッズとしてK-POPファンが注目しはじめ、日本のアイドル、アニメなどのキャラクター、スポーツ業界などにも広がっていきました。
流行に至った背景を考察しながら、フォンタブの使い方や魅力を解説します。
目次
フォンタブ 流行の背景を考察
フォンタブの人気の理由を考察します。
スマホストラップ(スマホショルダー)の流行
スマホを肩掛けするための “スマホストラップ(スマホショルダー)”。
パラコード(紐)やチェーン、レザー、パールモチーフなどさまざまな仕様で販売されており、実用的なのはもちろん、個性を表現できるファッションアイテムとしての側面も併せ持っているのが人気のポイントと言えるでしょう。
「スマホショルダー」は、2022年ユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に選ばれていました。
スマートフォンをおしゃれに、便利に身に着けられるグッズの需要の高まりを示しました。
フォンタブはスマホショルダーと合わせて使えるグッズ。
スマホショルダー需要の高まりに伴い、キャラクターやアイドルのグッズとしても事例が増えていきました。
スマホストラップ(スマホショルダー)について詳しくはこちら
ケータイにキーホルダーを付ける文化の再来
近年注目を集める“Y2Kファッション(year2000)”をはじめとした平成カルチャー。
2000年代初頭、ギャルファッションを楽しむ層を中心に、“ケータイ”にストラップやキーホルダーをたくさん付けるのが流行しました。
当時のガラケーからスマホが主流になって見かけなくなりましたが、キーホルダーなどの推しアイテムを付けたくなる心理はいまも残っているのかもしれません。
フォンタブを使えばスマホにキーホルダーを付けることが可能になります。
近頃は、ネームビーズ・パールなどを使ったキーホルダーの自作や、カプセルトイの景品をミニクリアポーチに詰めて作る“ガチャ詰めポーチ”といった文化が流行しています。
スマホにフォンタブをプラスすれば、自作したキーホルダーや集めた推しのキーホルダーをぶら下げて持ち歩くことも可能に。
推しのキーホルダーやストラップを肌身離さず持っていたい方にもフォンタブはおすすめです。
フォンタブの使い方
推し活グッズの新定番、フォンタブの使い方を詳しく解説します。
商品化して展開する際のポイントも解説しますので、アイドルやキャラクターのグッズ企画としてご検討ください。
スマホケースの背面に、写真などが印刷されたシート状のパーツを入れます。
ストラップと接続する部分(スナップボタンやDカンなど)を充電ポートの差し込み口用の穴に通し、ケースの外に出します。
そのまま本体に装着すれば、普段から使っているケースを買い替えることなくスマホにキーホルダーやストラップを付けられるようになります。
フォンタブの魅力
スマホケースの背面に推しの写真やステッカーを入れて持ち歩いている人は多くいますが、フォンタブの場合、推しの写真+キーホルダーをスマホと一緒に持ち歩くことができるようになります。
キーホルダーだけでなくスマホストラップ(スマホショルダー)やハンドストラップを付けることも可能。
フォンタブとスマホショルダーの組み合わせは、愛用のケースに推しのビジュアルをプラスしながらスマホの落下防止も叶う、推し活・実用性の両面を兼ねた組み合わせと言えるでしょう。
フォンタブにはキーホルダーやストラップと同じくコレクション性があり、気分によって付け替える楽しみもあります。
フォンタブをグッズ展開するときのポイント
2022年初め頃の日本では、一部のK-popファンが知っている程度の知名度だったフォンタブ。
今やすっかり定番の推し活グッズとして認知されている様子です。
ここでは、そんな新定番推し活グッズのフォンタブを公式グッズとして展開する際に注目したいポイントを解説します。
フォンタブとセット販売・同時展開できるアイテムを考える
フォンタブは、キーホルダーやストラップと組み合わせて使うアイテムです。
展開する際には、フォンタブ+キーホルダー/ストラップのセットや、アイテム同士を組み合わせられるよう同時展開するなどの販売方法が良いでしょう。
肩や首から下げられるスマホショルダー、手首に通してスマホの落下を防ぐハンドストラップ・スマホリングなどの実用性が高いものとのセットや、リボン、アクリルキーホルダー、チャームなど、ガチャやランダムアイテムとして別売りに向いているものが考えられます。
透明PVC生地を活かしたデザイン
透明PVCにプリントする場合、白引きと呼ばれる印刷が透けないようにする加工を施します。
白版の形を調整することで、透けない箇所(肖像・キャラ)と透ける箇所(背景など)を分けることが可能。
透けた箇所にはスマートフォンの背面の色が反映されるため、ケースに入れてあるステッカーなどを隠すことなくフォンタブを使えます。
こんな業種やイベントに!オリジナルグッズとしてフォンタブをおすすめ
フォンタブ単体では厚みも重さもさほどないため、イベントでの配布物やノベルティにぴったり。屋外での配布はもちろん、郵送での送付物としても活用できそうです。
フォンタブと同時に展開したいキーホルダーやストラップといったアイテムとの組み合わせを考えると、アイドルのライブグッズやキャラクターグッズとしてはもちろん、アパレルでの販売品としても需要がありそうです。
【充電できない!?】フォンタブを付けたままワイヤレス充電できるかは要チェック
フォンタブに、ストラップやキーホルダーを取り付ける接続部分(スナップボタンやDカンなど)は、充電ポートの差し込み口用の穴を通してケースの外に出します。
充電ケーブルとは干渉しないようになっており、USBケーブルやLightningケーブルでの有線充電は問題なく行える場合がほとんどです(フォンタブやスマホケース、ケーブルの仕様によっては問題が生じる可能性があります)。
一方、フォンタブを付けたままワイヤレス充電を行えるかは検証しておく必要がありそうです。
スマホケースとフォンタブの厚みを加えてもなおワイヤレス充電できるか否かは、スマホの機種や充電器の仕様によります。
説明書にある仕様を参考に、理論上問題なくワイヤレス充電できるフォンタブ・スマホケースの厚みを割り出しておくと安心でしょう。
さらに、「スマホの機種や充電器の仕様によっては、ワイヤレス充電できない可能性がある」などの注意書きを添えておくことで、販売・配布後のトラブルの可能性を軽減できそうです。
「推し活」と「スマホケース」
スマホケースの背面に入れ、写真やロゴがプリントされたシートを見せるフォンタブ。
推しのビジュアルやロゴを見せるには、透明のスマホケースを装着する必要があります。
Z世代には、透明のケースにステッカーや友人との写真をいれ、スマホケースを自由にアレンジして楽しむ使い方が浸透しています。
「好きなデザインのスマホケース」を選ぶのではなく、「スマホケースを好きなデザインにする」のも推し活のひとつの楽しみ方です。
さまざまな種類のオシャレで便利なスマホケースが販売されていますが、アレンジのしやすさを考えると、推し活をする人にとってはクリアケースが最も使いやすいスマホケースと言えるかも知れません。
透明ケースも進化を続けており、推し活必須グッズのアクリルスタンドを収納できるスマホケースも登場。
推しの存在は、スマホと同等の生活必需品なのです。
まとめ
定番のアクスタや、チェキ・トレカを収集するコレクトブックなどの「部屋に飾る」推し活グッズにとどまらず、外出時も身近に推しの存在を感じられる「身に着ける」「持ち歩く」推し活グッズが続々と登場しています。
フォンタブは、すでに持っているスマホケースに手軽に装着でき、家でも外でも推しを身近に感じられる推し活グッズと言えるでしょう。
コレクトブックやフォンタブのように、ある程度自分でカスタマイズできる推し活グッズには楽しめる要素が多く、オタクたちはそれぞれのアレンジをして推しへの愛を表現しているようです。
販売サイドは、付属アイテムのラインナップを豊富にして選ぶ楽しみを提供する、新たに拡張性のあるアイテムを追加販売するなど、さまざまな展開が可能です。
実用的なスマホアクセサリーとしても、推し活グッズとしても優秀な『フォンタブ』。
実用性の高い推し活グッズとして、これからも支持されていきそうです。
弊社トランスでは、今回ご紹介したフォンタブをはじめ、さまざまな種類のオリジナルグッズ・ノベルティを作製可能です。
ご予算・ご希望に応じて、柔軟な提案をさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
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セウヘイ
株式会社トランス社員。世界で人気のあのグループとあのグループとあのグループ、公式グッズとしてフォンタブを出しているようです。日本のエンタメ業界においても、弊社から提案したり、クライアント様から相談があったり。実際に装着してみましたが、これ結構テンション上がりますね。推し活してる気分になりました。
更新日:
株式会社トランス