フォントが推し活を左右する?
名前を書いたネームボード(ネムボ)やうちわを手作りするファンにとって、かわいいフォント、しっくり来るフォントはとても重要です。
いま注目したい「推し活フォント」について調査しました。
目次
推し活×フォントの重要性
文字を入れたデザインにおいて重要な要素であるフォント=書体。
同じ言葉でも、どんなフォントを使用するかで仕上がりに大きな差が出ます。
推し活の現場では、どのようなフォントが人気なのでしょうか。
推し活では推しの「名前」を使ったオリジナルグッズが重要
ファンにとっては、推しの存在すべてが尊いものになります。
中でも、「名前」は、その存在を象徴するもの。
画像には肖像権などが存在するため、公式にリリースされているものを眺めて楽しむ以外に勝手に加工を施すことは難しいですが、「名前」を文字で表現するのであれば、ファンが自分の思いを込めて自由なテイストを選ぶことができます。
アイドルのライブコンサートの場でよく見られるうちわや、K-POPアイドルの客席を埋め尽くすネームボード(通称ネムボ)などがその例です。
ファンは推しの名前を好みのフォントを使って表現したり、簡単なメッセージを添えたりして、気持ちを込めたうちわやネムボを作成します。
推し活フォントに求められるもの
自分の推しへの気持ちを表明する作品であると同時に、もしかすると推し本人の目に留まる可能性もあるかもしれない…。
そんな希望が込められたうちわやネームボードは、使用するフォントによって仕上がりイメージが大きく変わってきます。
同様に、名前やロゴなどの文字をメインとする推し活グッズも、フォントを選ぶところからプロダクトデザインが始まります。
そこで重要となるのが、可愛く、読みやすく、個性豊かで気持ちが伝わりやすい!
そんな条件を兼ね備え、推し活をさらに盛り上げてくれる「推し活フォント」です。
人気の推し活フォント:初級編 ポップでかわいい、視認性高い
推し活の現場でよく使用されている、人気のフォントをご紹介します。
にくまるフォント
アイドルのコンサートに欠かせないうちわ。
ここに使われる「うちわ文字」としてよく使われるのが、にくまるフォントです。
文字に丸みがあり、かわいらしい雰囲気に仕上がります。
やんちゃポップ
エッジがくっきりとしており、可愛らしさもありつつ視認性が高いのがやんちゃポップ。
ツアータイトルなど、少し長さのある文字や連続する文字もしっかり読むことができます。
ましゅまろポップハート
マシュマロのようにぷっくりした文字の中にハートがひそんでいる、可愛らしいフォント。
「ぷっくり」や「立体感」といった、近年の推し活市場において注目のキーワードを網羅している注目のフォントです。
コーポレート・ロゴ丸
カタカナで表記される企業ロゴなどに使われることの多い、視認性の高いフォントです。
親しみやすく可愛らしい印象は保ちつつ、縦長のため、文字数が多くてもしっかり読め、使い勝手が良いのが特徴です。
人気のフォント:上級編 オタク感UP、自己演出深め
読みやすさ、可愛らしさ、親しみやすさから一歩踏み込んだ、上級編の推し活フォントをご紹介します。
ロンドB
初級編の丸っこい印象に比べると、ぐっと角ばったイメージのフォントです。
デザイン性がありつつ視認性も高いので、カタカナをオシャレに表現したい時によく用いられています。
しねきゃぷしょん
映画の字幕風のフォント。
モノクロで使うとよりレトロな雰囲気を増し、シネマチックなイメージを演出することができます。
クラフト感のある手書き風フォントとして、ガーリーな雰囲気にしたい時も使われています。
ニコモジ+
動画配信サービス「ニコニコ動画」のロゴを模して作られた二次創作フォントです。
来歴も含めてオタク感にあふれており、デジタルっぽさと読みやすさの両方を備えているので人気があります。
じゃっきーふぉんと
ひらがなの丸みもピクセル風にキュートに表現できるフォントです。
ゲーム実況配信者や、VTuberなどデジタルに親和性の高いジャンルの推し活フォントとしておすすめです。
パルレトロンStd
「病み系」「地雷系」などと称される、ディープな自己演出が可能なフォントです。
推し活フォントも推しのジャンルやファッションに合わせて、ぴったりなものを選びたい!というニーズに応えるべく進化しています。
推し活フォント活用例:ライブ会場で使用するグッズ
推し活フォントが威力を発揮するのは、何と言っても推し活の現場、ライブ会場やイベント会場です。
ネームボード(ネムボ)、うちわ
アイドルのコンサート会場で使用されるうちわや、K-POPアーティストのライブやイベントで掲げられているネームボードには、熱い思いが推し活フォントで表現されています。
会場にいる他のファンの妨げにならないよう、サイズ規定などが細かく指定されている場合もありますが、文字の中に肖像を取り込んだデザインや、立体的にぷっくり感を出した演出、ラメやグリッター、ホログラムなどでキラキラ感を増したものなど、トレンドを意識した仕上がりになっており、ファンたちの感性、今の思いが表現されていると言っても過言ではありません。
ネームボードアクスタ/ネームボードアクキー
そんな、推し活現場の空気を取り込んでオリジナルグッズ化したのがこちらです。
推し活現場でのトレンド、文字の中にキャラや肖像を入れるデザインを、アクリルスタンドとアクリルキーホルダーに取り入れました。
ネームボードの横書きデザインを、あえて縦書きで表現したのが#ネームボードアクスタです。
縦書きにしたことで、推しのフルネームと全身像を同時に表現することが可能になりました。
#ネームボードアクキーでは、ひらがなで表現した名前の文字の背後に推しの肖像を配置。
文字枠が広めなので、顔をクリアに見せることができる他、ハート型のナスカンやラインストーン風のデザイン、リボンモチーフなどの韓国トレンドも取り入れ、かわいらしさを演出しています。
定番化しているアクリルグッズに推し活フォントを取り入れたことで、大切な推しの名前を肖像と共に持ち歩くことができる、究極の推し活グッズとなりました。
フェイスタオル/フルグラフィックTシャツ
ライブグッズの定番、タオルやTシャツも、推し活フォントを活用して、ファンの思いをデザインに取り入れてみてはいかがでしょうか。
細かなデザインも鮮やかに再現される昇華転写対応のフェイスタオルなら、推し活フォントが映えるオリジナルグッズに仕上がります。
表は毛足が短く、逆毛が目立たないシャーリングポリエステル、裏はコットンパイルなので、推し活フォントをプリントしても視認性を保ったまま、肌触りや吸水性もばっちり。
実用性の高いお名前アイテムとして展開が可能です。
着心地の良いコットンと、鮮やかな色彩表現が可能なポリエステルの2種類から選べるフルグラフィックTシャツは、ボディ部分だけでなく襟元から裾、袖まで全面印刷が可能なのがポイント。
キャラクターのビジュアル、フルカラーのグラフィックの印刷はもちろん、推し活フォントの細かいニュアンスもくっきり表現できる、インパクト大のアイテムにできます。
推し活フォント活用例:日常的に使用する推し活グッズ
身に着けたり、日常生活の中で使うアイテムにも、推し活フォントを活用したオリジナルグッズを展開できます。
ぷっくりおなまえアクキー/ぷっくり前髪クリップ
3Dデータを活用した立体的なぷっくりしたフォントデザインは、K-POPファンのネームボードで大人気。
このぷっくり感をいかした、アクキーと前髪クリップを製作しました。
推し活フォントが映えるおなまえ部分は、グループ名やファンネームにアレンジすることも可能です。
キャラクターの顔をデザインした前髪クリップは「生首グッズ」と呼ばれ人気となっていますが、ぷっくり前髪クリップは、顔とおなまえのペア構成となっています。
クリップを逆向きに付けることで、自分の顔の左右に推しの顔と名前の両方を付けることができます。
推しをアピールしたい!顔もおなまえもどっちも身に着けたい!というファンの心理に応える、一歩先行く推し活グッズです。
くしゅくしゅトートバッグ、チャーム付きカラビナ
推し活シーンで大活躍のトートバッグ。
推し活フォントをプリントして、おなまえグッズとして展開するのにぴったりです。
持ち手部分を、トレンドのギャザーハンドル仕様にアレンジしたくしゅくしゅトートバッグは、ファッション性の高さと、推し活シーンでの使い勝手の良さを兼ね備えたトートバッグです。
ライブ用の大判うちわも入る内ポケットで、”推し活トート”としての利便性を向上。
推し活フォントを活用したオリジナルグッズもたっぷり収納できます。
チャーム付きカラビナは、リング状やハート型のアクリルカラビナとミニチャームの組み合わせがキュートなアイテム。
カラビナもミニチャームも、クリアなアクリルにフルカラー印刷で、形状も自在に作れるので、ミニチャーム部分を推し活フォントでおなまえ仕様にしたり、ロゴデザインにしたりできます。
コレクションしたキーホルダーなどの推し活グッズをまとめたり、バッグにつけてファッションアイテムとして活用したり、いろいろな使い方が可能です。
推しと相席ランチョンマット
引用:https://www.trans.co.jp/oshiken/oshiproducts/oshi_placemat/
推しと一緒にカフェめぐりをする際のお供に活用してもらいたいのが、推しと相席ランチョンマットです。
ポップアップするパネルを立てることで、ランチョンマットの上に置いたカフェのフードやドリンクとアクスタやトレカを、パネルを背景にして撮影することができます。
パネルにキャラクターやアイドルのビジュアルとともに推し活フォントでおなまえやメッセージを入れれば、まるで推しと相席しているような気分が味わえます。
カフェでの撮影時、ほかのお客さんなどの周囲が写りこまないようにする効果もある、実用性も兼ね備えたランチョンマットは、イベントなどでのノベルティとしても活用できる注目のアイテムです。
推し活フォント活用例:推し活コミュニケーション・タグ画など
推し活フォントは、推し活をするファン同士のやり取りでも活用されています。
タグ画とは?
アイドルファンなどの間では「タグ画」と呼ばれる画像がコミュニケーションを深めるうえで重要な役割を占めています。
タグ画とは、推し活コミュニケーションに欠かせないSNSで、オタ友募集のタグとともに自己紹介のために使用する画像です。
「〇〇(ファンネーム)さんとつながりたい」「〇〇担とつながりたい」といったタグとともに、担当(自分の推し)や年齢、住み(居住地)、自身の写真などを画像にまとめ、一目で属性を明らかにできるものが良いタグ画とされています。
好みの推し活フォントを使って可愛いタグ画を作成すれば、推し友が増えて推し活がさらにスムーズにできるということで、ファンたちは日々、推し活フォントを駆使して推し友とのコミュニケーションを深めているのです。
まとめ:仕上がりが段違い!推し活フォントに要注目
推し活関連オリジナルグッズ作りにおける、フォントの重要性についてご紹介しました。
ネームボードに代表されるように、推しの名前を文字で表現した「おなまえグッズ」の人気はますます高まっています。
文字がメインのデザインは、どんなフォントを使うかでグッズの仕上がりが大きく変わってきます。
ぜひ、ファンの心をとらえる推し活フォントを使って魅力的なオリジナルグッズ作りをしましょう。
トランスには、推し活をさらに楽しくするオリジナルグッズ作りの実績が多数ございます。
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ミコメ ナホ
魅惑のフォントの世界。一度でも分け入ってしまうと、なかなか抜け出せません。
同じ文言でも、フォントが変わるとこんなにイメージが変わるんだ…!とか言ってる間にどんどん時間が過ぎていきます。
公開日:
株式会社トランス