2018年の開幕以来、大きな注目を集めるプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。
推し活の対象としても注目のMリーグについて、概要・視聴方法・システム・出場チーム・人気選手・公式グッズまで詳しくご紹介します。
目次
麻雀のMリーグとは
Mリーグは、藤田晋氏(サイバーエージェント社長)を中心として、2018年に発足した麻雀プロリーグです。
国内における健全なプレイ環境の整備を通じ、社会の発展に寄与するとともに、ゆくゆくはオリンピックの正式種目化を目指します。
なお、Mリーグは協賛企業の協力により、高額な賞金(優勝5,000万円、2位2,000万円、3位1,000万円)が設定されており、これも注目を浴びる大きな一因となっています。
Mリーグは企業からの注目度が高い
Mリーグ2023-24シーズンは、2023年9月18日の開幕式をもってスタート。
2024年3月までに、216試合が実施される予定です。
Mリーグ2023-24シーズンでは、以下の企業がリーグスポンサーとなっています。
【Mリーグ2023-24シーズンのリーグスポンサー一覧】
- 大和証券株式会社
- 株式会社朝日新聞社
- 株式会社データX
- 日清食品株式会社
- Y.U-mobile株式会社
- トレンダーズ株式会社
- 株式会社ローソンエンタテインメント
- ニューラルグループ株式会社
- 株式会社丸善ジュンク堂書店
参考:一般社団法人Mリーグ機構|NEWS Mリーグ2023-24シーズン、スポンサーおよびオフィシャルサプライヤー契約が決定
なお、Mリーグではリーグスポンサーの他に、チームのオーナー(クラブオーナー)となっている企業が9つあります。
一例としては、KONAMI、KADOKAWA、U-NEXTなどです。詳細については後ほど、クラブチームとともにご紹介します。
このように、Mリーグは企業からの注目度が高いイベントなのです。
Mリーグの視聴方法|リアルタイム視聴ならABEMA
Mリーグは、動画配信サービス「ABEMA」で視聴することができます。
試合をリアルタイムで視聴できるほか、ABEMAプレミアムへの登録でアーカイブ視聴(見逃し配信)や特別動画(選手へのインタビューなど)も楽しめます。
ABEMA|Mリーグ2023-24 配信情報
ABEMA|麻雀 ABEMAプレミアムなら毎日麻雀を楽しめる
また、有料動画配信サービス「U-NEXT」でもMリーグの視聴が可能です。
試合から数日後の配信となるため、リアルタイム視聴はできないものの、過去の全試合を視聴できます。
U-NEXT|特集 【麻雀Mリーグ】Mリーグの全試合を見逃し配信中
さらに、テレビ朝日のBSデジタル放送「BS朝日」では、「〜白熱の戦い〜」というタイトルの ハイライト番組が放送されています。
BS朝日|番組概要 Mリーグ2023-24~白熱の戦い~
Mリーグ特有のシステム・仕組みについて
Mリーグは、一般的な麻雀の大会と比べて、独自のシステムが採用されています。中でもリーグ特有といえるシステムが、以下の2点です。
Mリーグ特有のシステム
- 出場雀士はドラフト会議による指名制
- 賭け麻雀を禁止するゼロギャンブル宣言
出場雀士はドラフト会議による指名制
Mリーグではプロ野球のような「ドラフト会議による指名制」を採用しています。
例えば、Mリーグ2023-24では、新チーム(BEAST Japanext)が4人の選手を指名し、その後は前大会の最下位チームより1名ずつ選手を指名します。
そして、2巡目以降も、前大会の最下位チームより1名ずつ選手を指名していくのです。
すでに指名された選手を後から指名することはできず、抽選などは実施されません。
賭け麻雀を禁止するゼロギャンブル宣言
Mリーグは、老若男女問わず、多くの人が健全に麻雀を楽しめる環境づくりを理念の1つとしています。
その実現を目指すために、Mリーグでは発足当初から「違法賭博との決別(ゼロギャンブル宣言)」を掲げています。
これまで麻雀に抱かれることもあった負のイメージを払拭することとともに、オリンピックの正式種目化を目指す上でも欠かせない宣言といえるでしょう。
Mリーグと一般の大会ルールの違い
Mリーグには、特有のシステム・仕組みだけでなく、一般的な麻雀とは異なるルールも一部採用されています。
ここからは、Mリーグの公式戦ルール(一般社団法人Mリーグ機構)を参考に、一般的な麻雀とは異なるMリーグの以下ルール例について見ていきましょう。
Mリーグのルール例
- 審判制の採用
- 赤牌・一発・裏ドラの採用
- トビ(強制終了)がない
- チョンボの罰則が重い
審判制の採用
一般的な麻雀とは異なり、Mリーグでは審判制が採用されています。
審判は、一般社団法人Mリーグ機構の認定者で、対局を公平かつスムーズに進める役目です。
対局における最終決定者として、疑義に対する裁定、試合の中断・再開・終了の権限があり、 選手審判の決定に従わなければなりません。
赤牌・一発・裏ドラの採用
赤牌とは、赤く塗られた牌(5萬・5筒・5索)で、ドラとして扱われます。
一発は、 リーチ後に1巡以内でアガることで、1翻役がつきます。
裏ドラは、ドラ牌の下の牌で、リーチでアガった際に持っていると、これもドラ扱いとなります。
これらを採用することで、偶然性の要素が増し、逆転のチャンスも増えることから、試合がよりエキサイティングになるといえるでしょう。
なお、日本プロ麻雀連盟公式ルールでは、一発・裏ドラは採用されていません。
トビ(強制終了)がない
トビとは、持ち点0点以下のプレイヤーが出た際に、 対局が強制終了することです。
具体的にMリーグでは、半荘の途中で0点になったケースでも、最後の局まで続行することになっています。
チョンボの罰則が重い
Mリーグでは、チョンボしたプレイヤーに対して20ポイントの減算が定められています。
具体的なチョンボの例は以下の通りです。
- 不正なアガリ宣言と、手牌の公開
- 点棒の授受が終わらないうちに山を崩す
- 競技の継続を不可能にする行為 など
1ポイントは1000点、つまり20ポイントは20000点で、スタート時の持ち点(25000点)の大半が失われます。
このようにMリーグではチョンボの罰則が重く、プレイヤーにとって大きな痛手といえます。
Mリーグはチーム・選手の「推し活」が熱い
Mリーグでは、好きなチーム・選手を応援するファンの「推し活」も加熱しています。
現在Mリーグには、以下9チームが参加しています。
チーム名 | 運営会社・グループ |
---|---|
赤坂ドリブンズ | 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ |
EX風林火山 | 株式会社テレビ朝日 |
KADOKAWAサクラナイツ | 株式会社KADOKAWA |
KONAMI麻雀格闘倶楽部 | 株式会社コナミアミューズメント |
渋谷ABEMAS | 株式会社サイバーエージェント |
セガサミーフェニックス | セガサミーグループ |
TEAM RAIDEN / 雷電 | 株式会社電通 |
BEAST Japanext | BSJapanext |
U-NEXT Pirates | 株式会社U-NEXT |
参考:一般社団法人Mリーグ機構|Mリーグを構成するクラブチーム一覧
また、2022年から「1チームの構成が4名」というルールが設けられたため、Mリーグには現在36名の選手が存在します。
俳優であると同時に芸能界トップクラスの腕を持つといわれる萩原聖人選手(TEAM RAIDEN / 雷電)、幼少期に雀荘経営の祖母のもとで育ち、バラエティタレントとしても人気の岡田紗佳選手(KADOKAWAサクラナイツ)など、人気選手も多数参加しています。
さらに、2023年6月末開催のドラフト会議では、元・乃木坂46の中田花奈選手、将棋の鈴木大介九段なども加わり、大きな注目を集めています。
このように、Mリーグは「推し活」のジャンルの1つとして、大きな人気を誇る競技となっているのです。
Mリーグは大会やチームの公式グッズも販売
Mリーグでは、大会・チームごとに公式グッズも販売されているので「推し活」で活用すると良いでしょう。
大会の公式グッズの一例は以下の通りです。
大会の公式グッズ例
- ステッカー
- ニューエラ(キャップ)
- 缶バッジ
- クリアファイル
- ポスター
- スマホケース
- パスケース
- マグカップ
- パーカー
大会の応援時はもちろん、 普段使いしやすいデザインのアイテムも多くあります。
また、チームの公式グッズの一例は以下の通りです。
チームの公式グッズ例
- Tシャツ
- レプリカユニフォーム
- バルーン
- リストバンド
- ラバーバンド
- マスク
これらのグッズにはチームロゴがプリントされているので、推しチームの応援時にぴったりといえるでしょう。
麻雀をモチーフにしたアイテムがいま人気!
引用元:https://www.palcloset.jp/display/article/detail/?acd=2306263co_002&b=3coins
Mリーグが盛り上がりを見せる一方、近年は麻雀をモチーフとするグッズも増えています。
例えば、300円商品を中心とする雑貨店「3COINS」では、麻雀をモチーフにしたマスキングテープ、ジッパーポーチ、付箋セット、ステッカーセット、キーホルダー、ミニコインケース、コンパクトミラー、フラグメントポーチ、トートバッグ、ファスナーポーチ、エコバッグなど、多彩なグッズが展開されています。
引用元:https://www.nikoand.jp/asian_market_2023/
また、人気アパレルブランド「nico and...」では、麻雀セットも発売。ミニサイズで持ち運びにも便利な一方、レトロなケースが魅力的なため、インテリアにも持ってこいです。
このように現在、麻雀をモチーフにしたアイテムは、ニーズが高まっています。
まとめ
Mリーグは、老若男女が楽しめるクリーンなエンターテイメントです。
オリンピックの正式種目化を目指し、知名度を着実に高めており、推し活についても、今後さらに盛り上がりを見せることが予想されます。
そんな推し活において、オリジナルグッズの需要も、ますます増えていくのではないでしょうか。
トランスでは、キャラクターグッズ、ライブグッズなどの製作をおこなっています。
ファンの視点で、チームや選手を応援したくなるグッズをご提案します。
ご興味がありましたらぜひ、お気軽にご相談ください。
トランス(TRANS)ではキャラクターグッズ・ライブグッズなどの制作を得意としており、高い技術と品質で、ファンの熱い気持ちをオリジナルグッズとして形にします。
あなただけのオリジナルグッズで、Mリーグをさらにお楽しみください。