現在多くのお問い合わせをいただき、ご要望に応じて、日々お客様のサポートをさせていただいておりますが、今回は当社の取り組みを事例としてご紹介させていただきたいと思います。
ご紹介するのは、トランスの2022年コーポレートグッズです。
テーマはずばり「エシカル」。
SDGs達成に向けた取り組みや、コーポレートグッズ製作のヒントになれば幸いです!
目次
2022年のコーポレートグッズとして製作したオリジナルグッズは2つ。
オーガニックコットンのハンカチと、こだわりのドライフルーツです。
それぞれエシカルなポイントを踏まえながらご紹介してきます。
トランスオリジナルグッズ:オーガニックコットンハンカチ
まずご紹介するのは、大判のハンカチ。
以前より意識的に手を洗うようになり、日常的にハンカチを使うシーンが増えました。
シンプルながらポップな総柄を、トランスのコーポレートカラーでプリントし、どなたでも使いやすいグッズになりました。
エシカルなポイント:生地に「オーガニックコットン」を使用
こちらのハンカチの生地にはオーガニックコットンを採用しています。
オーガニックコットンとは、2~3年以上化学肥料を使用していない、認証機関に認められた農地で栽培されます。
通常の綿花は、大量の農薬と水を使用しますが、オーガニックコットンは化学肥料を使用せず、手間と時間をかけて栽培されます。
化学肥料を使用しないことで、土壌や地下水を汚染しない、生産者の生活環境を汚染しない、エシカルな素材です。
オーガニックコットンは、通常のコットンと比べても品質に差はなく、環境に配慮したグッズを製作したい、という企業から注目を集めています。
エシカルなポイント:柄に「シブヤフォント」を採用
シブヤフォントとは、渋谷ではたらく障がいのある方が描いたイラストや文字を、渋谷でまなぶ学生がデザインしてパターンデータ化したものです。
シブヤフォントというプロジェクトには、障がいのある人の盛んな創作活動にスポットをあて、アートによって福祉施設の仕事を生み出し、こうした活動を世間の人々に知ってほしいという願いが込められています。
障がいのある人たちがアート活動を通して街を活性化させるという仕事を生み出すこのプロジェクトは、SDGsの達成項目の
⑧働きがいも、経済成長も
⑩人や国家の不平等をなくそう
⑪住み続けられるまちづくりを
に該当します。
シブヤフォントで利用できる作品は約200種類。
Tシャツやバッグなどの柄としても普段使いできる、かわいい、かっこいい、ユニークな、自由な発想で描かれたパターンと文字が収録されています。
ハンカチの柄には、トランスが本社オフィスをおく渋谷のシンボル「ハチ公」をモチーフにしたパターンを採用しました。
トランスオリジナルグッズ:国産ドライフルーツ
営業ツールとして定番品といえば、ステーショナリーや、トートバッグなどが思い浮かびますが、今回は“おいしくてエシカルなノベルティ”の製作にチャレンジしました。
ノベルティや営業ツールとしてお渡しするアイテムとしては珍しいドライフルーツを選びました。
受け取ったオリジナルグッズを食べるという“体験”を通し、印象に強く残すことを目指しました。
オリジナルで製作したラベルは、トランスの「+ethical」プロジェクトのビジュアルをモチーフにした模様で縁取りしました。
今回はりんごとみかんのドライフルーツを選びましたが、レモンや桃、いちごやキウイなど、季節によって種類が変更されることもありますが、約10種類ほど展開しております。
ドライフルーツには国産のフルーツを使っており、果汁が凝縮されていて本当においしい逸品。
コーポレートギフトとして最適なアイテムです。
エシカルなポイント:フードロスの削減に貢献
このドライフルーツには、傷がついてしまった、大きさや形が規格を満たしていない、という理由で店頭に並べることができなかったフルーツを積極的に使用しています。
そういったフルーツをドライフルーツとして加工し、廃棄することなく食べてもらうことで、フードロスの削減に貢献できます。
エシカルなポイント:雇用機会の創出
今回作製したドライフルーツに貼られているラベルは、障がい者支援施設にて内職作業を行っていただきました。
障がいのある方に作業を担っていただき、働きがいが実現することを支援しています。
納品時期によっては、納期を短縮するために通常の内職工場で作業を行う場合もありますが、さまざまな方の雇用機会を創出に貢献したいという想いから、ラベル貼り作業をお任せしました。
トランスオリジナルグッズ:パッケージ、チラシ
営業ツール、挨拶品としてグッズお渡しする際、相手が最初に触れる部分となるパッケージ。
中身のハンカチ・ドライフルーツだけでなく、パッケージまでエシカルにこだわり製作しました。
箱を開けグッズが出てきた時の印象を大事にし、ハンカチのケースの内側には、企業の取り組みと、ハンカチのエシカルな訴求ポイントを記載しています。
箱を開けたときにあらわれる、大きな年輪をモチーフにしたビジュアルが驚きを与え、トランスが提供するものづくりの多様性を表現しました。
年末年始の挨拶のメッセージや、企業の取り組み、展開しているサービス・商品について、キャラクターのビジュアルなどをグッズ本体ではなくパッケージに印刷することで、グッズ本体を日常使いしやすいシンプルなデザインにすることもできます。
箱の形と印刷を利用して、パッケージをただの箱で終わらせないアイデアの一例です。
エシカルなポイント:チラシに「再生紙」を使用
メッセージを記入できない形状の箱には、古紙パルプ70%配合のチラシを同梱。
再生紙と聞くと、ザラっとした黄みがかった紙を想像する方もいるかもしれませんが、こちらの紙はつるつるとした光沢のある白い紙なので、印刷もきれいに再現できます。
エシカルなポイント:印刷に「ベジタブルインキ」を使用
ベジタブルインキとは、大豆油を含む植物性の油を使用したインキです。
一般的な石油系のインキに比べ生分解性があり、インキが揮発した際の有害物質の排出も大幅に抑えられます。
それぞれのマークを箱やチラシに表示することで、環境に配慮した素材を使用していることを伝えることができます。アパレル・コスメブランドから消費者に配布されるノベルティなどでは、常に環境に配慮した素材を使用していく、という意味も込めてあえてマークを表示しないという場合もあります。
コーポレートグッズの活用法
コーポレートグッズを活用する場面はさまざま。
以下のようなシーンで活用することができます。
営業ツール
日頃お付き合いのある取引先や、新規の取引先へ初めて挨拶に伺う際などにお渡しする営業ツール。
企業のサービス概要や、歴史、キャラクターなどをデザインし、商談の際に話を広げるきっかけのひとつとして活用できます。
年末年始のご挨拶品
年末年始には、1年の感謝を込めて、また新年のよりよいお付き合いのためにお渡しする挨拶品に活用できます。
多くの企業がカレンダーやスケジュール帳、タオルなどに、企業ロゴやメッセージを名入れしたグッズを製作します。
定番品も良いのですが、取引先の社内で使っていただけるもの、手に取って見てもらえるものを意識し、いつもと違ったグッズに挑戦するのもおすすめです。
セミナー・展示会でのお配り品
定期的に開催されるセミナーや展示会でお配りできます。
会が終わった後、社内に持ち帰った後でも来場者の印象に残す役割があります。
印象に残るノベルティグッズをきっかけに、講演・展示の内容、企業のサービスへの興味をもってもらい、問い合わせにつなげます。
インナーブランディング
企業の創立周年記念品、功績を残した社員への褒賞、新しい期を迎える際など、社員に配布するグッズとして活用できます。
普段使いできる便利グッズや、美味しいギフトなど、企業の目標に向かって結束を強める、社員の士気を高めるアイテムが良いでしょう。
お土産品
急な来客や担当者変更のご挨拶など、急遽必要なタイミングがくることがあります。
汎用性の高いコーポレートグッズを社内に在庫しておけば、状況に応じて臨機応変にお渡しすることができます。
予算消化
製作タイミングの一例です。
毎年度末やってくる、残ってしまっている予算を使いきらないと来年度の予算が減ってしまう、、、というお悩み。
常備ノベルティを製作しておけば、営業ツールや展示会の出展時にも対応でき、有効に予算消化することができます。
企業のオリジナルグッズといっても、お渡しする相手、タイミングによって展開するグッズも変わってきます。
お渡しした後も相手の印象に残るようなデザイン、アイテム、テーマなどがあると販促効果の高いコーポレートグッズとして活躍するでしょう。
企業のオリジナルグッズを有意義に活用しませんか
今回は、トランスがオリジナルで製作したコーポレートグッズをご紹介しました。
企業のノベルティ・営業ツールなどのグッズといえば、ステーショナリーやカレンダー、トートバッグが定番の人気を誇りますが、用途や予算などを踏まえ、いつもと違うグッズの製作を検討してみてはいかがでしょうか。
- いつもと違うグッズのラインナップ
- 印象に残る仕様のオリジナルグッズ
- 環境に配慮した素材を使用した、エシカルなグッズ
など、ご提案が可能ですので、各営業担当までお問い合わせください。