推し活グッズとして人気のアイテム・ダイカットクッション。
しかし、クッションは大きくてかさばるため、ファンにとって「欲しくてもたくさんは持てない、しまえない」というのが悩みの種。
そこで、今回はクッションの新しいアプローチ、“集める・飾る”ができる、自立するマスコット・自立するクッション『立ちマス!』『立ちマス!クッション』を製作しました。
推しのクッションの新しい楽しみ方をファンに提供できる『立ちマス!』をご紹介します。
目次
推し活における「クッション」の位置
推し活グッズの定番であるアクリルスタンドや缶バッジと比べ、大きくて高価なクッション。
最近では、キャラクターグッズとしてダイカットクッションが展開されることも多く、推し活グッズとして定着しつつあるアイテムです。
しかし、クッションはその大きさ・用途から、ぬいぐるみのように持ち歩くことは少なく、主に家でのリラックスタイムやデスクワークの際の使用に限定されがち。
推しのダイカットクッションが発売されるたびに購入しているファンは、収納スペースに困っているひとも多いのではないでしょうか。
ぬいぐるみと同じく、クッションにもコレクション性を見出し、推し活グッズとしてのクッションへのアプローチを考えました。
“集めて飾る” 自立するマスコット『立ちマス!』『立ちマス!クッション』
今回ご紹介するのは、自立するマスコット『立ちマス!』と、大きいサイズの自立するクッション『立ちマス!クッション』です。
『立ちマス!』は、専用のスタンドをマスコット・クッション下部の穴に差し込むことで、自立するようになります。
スタンドに立てることで、棚に置くことができ、綺麗に飾る事ができるようになります。
コレクションが増えると煩雑に積みあげられてしまうクッションや、かさばって収納に困るマスコットを、整理整頓しながら“集める・飾る”が可能になります。
『立ちマス!』推し活シーンをイメージした展開
今回は、150mm、200mm、350mmの3サイズを製作しました。
各サイズのマスコット・クッションはどのような展開ができるか、推し活シーンをイメージしながらアイデアをご提案します。
200mm|存在感のある自立するマスコット
縦200mm程のサイズは飾るのがおすすめ。
飾ると程よい存在感を放つ、自立するマスコット『立ちマス!』。
クッションとしてはミニサイズで、インテリアアイテムとしての側面が強いサイズ感です。
集めたアクスタなどと一緒に飾ったり、推しに見つめられながら食事や作業ができるアイテムです。
150mm|一緒に出掛ける、一緒に帰る“推しの生活介入“
150mm四方に収まる、手のひらサイズのマスコット。
今回は、キーホルダー仕様で製作しました。
キーホルダーを付けることで、バッグや鍵に付けて“推しと一緒におでかけ”ができます。
玄関などに立てて飾っておくことで、“出かけるときにスタンドから取り出し、帰ってきたらスタンドに戻す“というルーティンができあがります。
推しのグッズを集めて飾り、眺めるだけでなく、“手に取る・戻す”のルーティンにより、推しの生活介入が発生します。
何気ない日常の行動を推しとともにする楽しさをユーザーに提供することができます。
350mm|クッションとして使いたい大きめサイズ
350mmサイズは、抱きかかえてクッションとして機能するサイズ。
通常のクッションは、使った後はソファやベッドに放置されがち。
『立ちマス!クッション』なら、スタンドにもどして立てることで、整理整頓もでき、大きく存在感のあるインテリアアイテムとして推しのクッションを部屋に飾ることができます。
クッションを抱きかかえて、動画視聴などリラックスタイム、オフィスで快適に過ごすなど、オタクの生活に推しの存在を提供することができます。
今回はキャラクター型、ハート型のダイカットクッションを製作しました。
仕様アレンジアイデアと推しビジネス展開アイデア
『立ちマス!』仕様をアレンジして、いつものダイカットクッションとの差別化を図ることも可能です。
仕様のアレンジのアイデアをご提案します。
機能をアレンジ
キーホルダーをつけることで、ただの小さなクッションではなく、マスコットキーホルダーとして使ってもらうことができます。
ぬいぐるみを製作する際のパーツや形状・バランスの調整などの必要はなく、インクジェット印刷で製作できるアイテム。
オリジナルグッズとして、マスコットキーホルダーを手軽に展開できます。
コスト重視の場合はボールチェーン、強度重視の場合はナスカンがオススメ。
生地をアレンジ
今回は、大きいサイズの『立ちマス!クッション』は【サテン生地】と【起毛生地】で製作。
クッションとしての使い心地をアップする生地に変更しました。
また、小さいサイズの、マスコット『立ちマス!』の背面の生地を、【画面クリーナー】のに変更。
より実用性を高め、持ち歩きたくなる仕様になっています。
サイズ、用途に合わせて生地の変更がおすすめです。
デザインのアレンジ
この『立ちマス!』は、前後2枚の生地で構成されています。
全面にキャラクターの姿をデザインした場合、背面はロゴや模様だけでなく、キャラの後ろ姿をデザインするのもよいでしょう。
また、“集めて飾る”をより魅力的な機能にするため、多種展開する場合はそれぞれのデザインを似通ったものにするのもおすすめ。
並べて飾った時に統一感を演出できます。
推しビジネス展開アイデア
クッションは、販売品として展開されることの多いアイテム。
『立ちマス!』『立ちマス!クッション』のおすすめの推しビジネス展開アイデアをご提案します。
- ライブ、ポップアップ、イベントの物販品として
- 同じデザインのアクリルスタンドと一緒に展開
- コレクション性を高めるため、継続的に多種展開
- 店頭POP・展示品として設置
クッションを“集める・飾る”というポイントに着目した展開方法を考えてみるとよいでしょう。
また、飾った時の存在感を活かし、イベント会場やポップアップストアの店頭POPや展示品としても活用できます。
まとめ:クッションを「集める・飾る」という新しいアプローチ
最後に、新アイテム:『立ちマス!』『立ちマス!クッション』のポイントをまとめます。
- かさばるクッションはスタンドで立てることで、“集める・飾る”を可能に
- キーホルダー、生地変更などの仕様を工夫し、生活に推しが入り込むルーティンを作る
キャラクターグッズの定番となりつつあるダイカットクッションを、自立する仕様にすることで推し活グッズとしての価値を高めることができます。
トランスでは、推し活市場のトレンドをとらえファンがよろこぶオリジナルグッズ製作を行っています。
今回ご紹介したマスコット・クッションはもちろん、アクスタや缶バッジ、ぬいぐるみなど定番アイテムから、フルオリジナルのグッズ製作など、ぜひトランス営業までご相談ください。
セウヘイ
株式会社トランス社員。最近椅子を買いましたが、硬くて冷たいので、クッションが欲しいです。推しのクッションに座るのは忍びないので、椅子用のクッションが欲しいです。あと、オシャレなクッションカバーも欲しいです。