新型コロナウイルスの終息がなかなか見込めない中、迎えようとしている2020年の年末、2021年の新年。
毎年の恒例行事であった、年末年始の社外社内のイベントも今年は見直しが必要になるでしょう。
企業によっては早い段階から『年末年始の訪問による挨拶自粛のお願い』を企業のホームページで呼びかけているようです。
営業職の方々を中心として行われていた年末年始のご挨拶周り。今年はどうなってしまうのでしょうか。
昨年までの年末年始ご挨拶の方法と2020-2021年の予想
昨年までの年末年始のご挨拶の方法
そもそも年末年始のご挨拶とは何のために行われていたのでしょうか。
- 日本の社会人の礼儀・文化
- 面談の絶好の機会
- 普段会えない役職の人に会える
具体的な商談が無くとも、『年末年始のご挨拶』は立派な訪問理由になり、お客様(取引先・クライアント)とコミュニケーションが取れる貴重な機会です。できるビジネスパーソンなら、ただのご挨拶や手土産のお渡しでは終わらせない!ビジネス創出のチャンスですね。
まずは、昨年までの年末年始のご挨拶の方法を見てみましょう。
(出典元:リクルートマネジメントソリューションズ 2017年1月 年末年始の挨拶どうしてる?効果はあるの?)
2020-2021年の年末年始のご挨拶はどうなる?
新型コロナウイルス流行で対面での商談を避けることが多くなり、『Zoom』をはじめとするオンライン会議システムの利用が増えました。
よって、昨年までのように年末年始に会社の紙袋をさげて歩き回っていたビジネスパーソンは少なくなると予想されます。
また、『訪問(対面)』と『オンライン』での大きな違いは、事前の約束の有無にあります。
年末年始のご挨拶など、ライトな訪問の場合は、アポイントを取らずに訪問されていた、訪問を受けていた方もいらっしゃったのではないのでしょうか。オンラインの場合は時間の約束やURLの共有が絶対条件。一方的なアクセスは不可能になります。
・・・そうなると、2020年の年末、2021年の年始は確実にこれまでの年末年始とは異なるかたちになるでしょう。
でも、気を落とさないでください。きっと新しい『年末年始のご挨拶』の形式はあるはずです!
- オンライン会議システムを使用したご挨拶
- メールや電話でのご挨拶
- 時期をずらした訪問(対面)でのご挨拶
- 年賀状やDMなどを用いた書面の郵送
オンラインでのご挨拶は、年末1回年始1回だったご挨拶をどちらか一方に省略。
毎年持参していた手土産を季節関係なくお渡しできる品に変更して訪問(対面)の時期をズラす…など。
一年に一度の節目ですので、完全に『年末年始のご挨拶を無くす』ということはぜずに、対策をとりながら継続してみてはいかがでしょうか。
年末年始のご挨拶に欠かせない会社のノベルティグッズ
挨拶の際に持参する手土産とは?
年末年始のご挨拶の際、みなさんは何か手土産を持っていかれますか?受け取ったことはございますか?
ご挨拶を受けることが多い方は、年始はデスクの上が頂き物だらけ…といった経験はございませんか?
(出典元:リクルートマネジメントソリューションズ 2017年1月 年末年始の挨拶どうしてる?効果はあるの?)
上記の調査結果から、何かしら持参するビジネスパーソンの方が多いことがわかりますね。
最も多かったのが『ノベルティグッズ』。
私も営業をしていたころは、「つまらないものですが…よろしければ、使ってください!」と両手で会社のノベルティをお渡ししていたのをよく覚えています。なかなか会えない方へのご挨拶や、久しぶりにお会いする方とのご挨拶の際は、このノベルティが大事なコミュニケーションのネタでした。
つぎに、ご挨拶の際のノベルティについて具体的な品目をみてみましょう。
平時(昨年まで)定番だったノベルティグッズ
(出典元:リクルートマネジメントソリューションズ 2017年1月 年末年始の挨拶どうしてる?効果はあるの?)
圧倒的にカレンダーが多いのはうなずけますね。私も毎年いただいたカレンダーにたくさんお世話になっております。
しかし、2020年の年末、2021年の年始は、直接訪問(対面)でのノベルティのお渡しの機会も減ってしまうでしょう。
大切なコミュニケーションツールである年末年始のノベルティも完全に無くしてもよいのでしょうか。
いいえ、ノベルティは直接訪問(対面)のみならず、皆さまのご挨拶に花を添えてくれます!
それでは次に、ニューノーマルな年末年始(お年賀)ノベルティグッズの企画の方法をご紹介していきます。
ニューノーマルなご挨拶・ノベルティ企画のポイントとは?
昨年まで主流だった訪問(対面)での年末年始のご挨拶の自粛が予想される中、手土産としてお渡ししていたノベルティグッズの企画・製作の考え方も変えなければいけません。
取引先と良好な関係を保つために大切な役割を果たしてくれるのがノベルティ。ここでは、例年のように直接会ってお渡しするノベルティの他、ニューノーマルなお年賀ノベルティをご紹介します。
例年通りノベルティを製作
対面でのご挨拶訪問を視野に入れ、例年と比較して製作数量は要検討しつつ、自社のオリジナルノベルティを製作する。
『年末・年始』でなくてもお渡しできるノベルティを製作(時期をずらす)
季節関係なくお渡しできるアイテムの選定、デザインの選定をすることで、年末年始でなくても活用することが可能です。常備しておく営業ツールにもなりますね。
郵送で送れるノベルティを製作
郵送でノベルティを送るのも新しいかたち。
ポストインできるスリムなアイテムを選ぶことで、送料を軽減させられるほか、別の荷物に同梱させることもできますね。
デジタルギフトをプレゼントする
オンラインショッピングで使える金券や、コンビニやカフェで商品と交換できるデジタルギフト(クーポン)をプレゼントするのも◎ もらった側が気軽に使える便利なギフトです。簡単なアンケートへの回答をお礼としてお渡しするのも良いですね。
プレゼントキャンペーンを実施する
取引先の方に参加してもらうプレゼントキャンペーンを実施するのもおすすめです。応募率が上がるような景品ノベルティを用意するのがポイントです。簡単なアンケートへの回答を応募条件にすることで、日頃聞けないお客様の声を集めることもできます。
さて、いかがでしたでしょうか。
トランスでは、「①例年通りノベルティを製作」「②『年末・年始』でなくてもお渡しできるノベルティを製作(時期をずらす)」「⑤プレゼントキャンペーンを実施する」を組み合わせて企画を進めております。
今回は、年末年始のご挨拶について・お渡しするノベルティについてお話しさせていただきました。
数か月先の予測ができない感染症と共存する日々の中で、日本の文化、人と人との関わりまで無くなってしまうのは悲しいものです。少しずつカタチを変えながら、大切にするべき「ご挨拶」「コミュニケーション」を残していきたいですね。
そんな新しい年末年始を、少し楽しみに待っていたいと思います。
トランスでは、皆様の新しい年末年始、お年賀の企画をたくさんお手伝いさせていただければと思っております。
今だから喜ばれるオリジナル衛生グッズの企画・製作や、通年喜ばれるノベルティ企画・製作など、ぜひお気軽に営業担当までご相談ください。
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メルウチカリコ
株式会社トランス2017年入社。今、トランスのお年賀企画のノベルティ・キャンペーンの準備をしています。私自身この前例のない状況にとても悩んでおります。この原稿を書き、頭を整理しながら出来るだけたくさん予算をもらえるように頑張っています。
上の調査結果から、年末、年始ともに訪問(対面)のご挨拶が圧倒的に多いことがわかりますね。