【80’s～90’s】大人も嬉しいアニメコラボアイテム特集｜百貨店や有名ブランドも

「IPビジネス」とは

IP(知的財産)を使用して、ライセンス料などの利益を得るビジネスモデルを「IPビジネス」と呼びます。
IPには、キャラクター、楽曲、著作、ゲーム、アニメ、映画など、知的財産権が認められる幅広いコンテンツが含まれます。
IPの提供側は「ライセンサー」、IPを使用する側は「ライセンシー」と呼ばれ、通常、ライセンシーがライセンサーにライセンス料を支払うことで、キャラクターなどのコンテンツを利用したビジネスが可能になります。
今回の記事の場合、一般的に考えられるビジネスの流れとしては、アニメ作品とキャラクターの権利を持つ企業(ライセンサー)に対して、キャラクター商品を作製・販売したい企業がライセンス料を支払います。
ただし、ライセンサーのプロモーション目的でライセンス料が発生しない「ライセンス料フリーの契約」など、さまざまな条件があることを覚えておきましょう。

「IPビジネス」のメリット

IPビジネスは、アニメ作品・キャラクターの権利を提供する「ライセンサー」、コラボ商品を作る「ライセンシー」の双方にメリットがあると言われることが多く、ネット上での話題性も抜群です。

ここでは、IPビジネスのメリットを、ライセンシーの立場からご紹介します。

キャラクターの人気・集客力を利用し、商品への注目度を上げられる

すでに知名度があるキャラクターはインパクトがあり、見た人に強い印象を与えられます。
そのため、今まで商品を知らなかった層にも、キャラクターへの関心をきっかけにして効果的なアピールが可能。
キャラクターのファンを新規顧客として取り込こむことで、ユーザー層の拡大が期待できます。

また、IPビジネスと、話題が急速に拡散するSNS・ネットニュースの相性の良さも見逃せないポイント。
人気キャラクターと商品のコラボレーションはネット上で話題になりやすく、口コミの盛り上がりと共に新規ユーザーの「見てみたい」「欲しい」という願望を刺激します。
昨今、ネットの影響力は非常に大きいため、コラボレーションを企画する際は、SNSなどでの展開を予め織り込みながら計画を立てる必要があるでしょう。

付加価値をつけてほかの商品と差別化できる

「人気キャラクター」という分かりやすい付加価値を商品にプラスすることで、競合商品との違いを明確化できます。
店頭やネットのECサイト上でも一目で認識してもらえるため、効果的にユーザーの興味を引くことができるでしょう。

また、思い入れのあるアニメ作品やキャラクターがあしらわれた特別デザインの商品は、懐かしさや童心を思い起こさせ、往年のファンにとって魅力的に映るはず。
限定品ならではのプレミア感と、持つ喜びを強く感じさせてくれるクオリティの高さも相まって、コアなファンの心もしっかりとキャッチします。
特に30代～40代以上の経済力に余裕がある人も増えてくるリアルタイム世代は、多少高額なアイテムでも、価値を感じれば購入の視野に入れてくれる方が多そうです。
アニメ作品・キャラクターを支持するユーザー層や経済力、アイテムの価格帯などを加味しながらコラボ施策を練ることで、客単価を上げることも可能です。

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80’s・90’sアニメのコラボ事例7選

ここからは、30代～40代の方がリアルタイムの、80’s・90’sアニメコラボレーション事例を7つご紹介します。
アニメの世界観を大切にしながらも、洗練されたデザインで普段使いしやすいアイテムに注目してみてください。

三越 × 銀河英雄伝説 Die Neue These

1988年～2000年までオリジナルビデオアニメで人気を博し、2018年からは再アニメ化シリーズが好評の「銀河英雄伝 Die Neue These」 と、有名百貨店「日本橋三越本店」がタッグを組んだ、ラグジュアリーなコラボ企画です。

好評のうちに終了した2020年の第1弾に続いて、2022年は待望の第2弾を開催。貴重な作品資料の展示、来場特典のオリジナルポストカード配布、レストラン・カフェでのオリジナルメニュー提供、作中楽曲のパイプオルガン演奏など、作品の世界にどっぷりと浸かれる、趣向を凝らした施策が目白押しです。

このコラボ企画でしか買えない、特別なアイテムの数々もファンにはたまりません。
キャラクターの愛用品を再現した指輪、食器、ハンカチや、銀河帝国軍・自由惑星同盟軍の支給品を再現したキャリーケース、サーモボトル、パスケースなど、こだわりの限定アイテムがずらり。
作品を知っている人には分かる、ひねりの効いたデザインが随所に散りばめられ、持つ喜びを感じさせてくれます。
アニメグッズであることを主張しすぎない、シンプルかつ落ち着いたデザインの商品が多く、いつもの服装やインテリアに取り入れやすいのも人気のポイントです。
コラボアイテムの価格帯は、1,000円台から数100万円とさまざま。
シリーズ初期から応援している熱心なファンから、新作で初めて知った若い世代まで、「銀河英雄伝」シリーズのファン層の厚さを窺い知れます。

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PREMICO × 美少女戦士セーラームーン

放映時に視聴していたと思われる、35歳前後の女性を中心に絶大な支持を受けるアニメ「美少女戦士セーラームーン」の、30周年記念スペシャルコラボ企画です。

日本各地の伝統工芸品に、月や星、ハート、キャラクターのシンボルなど、セーラームーンの世界観を象徴するデザインをミックス。
匠の技が息づく確かな物づくりと、魅力的なデザインのコラボレーションにより、使い続けるうちにどんどん愛着が湧くような、特別感あふれるアイテムに仕上がっています。

福島県「会津塗オルゴール」は、黒く艶やかな漆塗りに描かれた金色の星やシンボルがラグジュアリーな雰囲気。
天面を開けると、名曲「ムーンライト伝説」が流れ、ノスタルジックな気分を楽しめます。
内側にはベルベット風の生地が貼られているので、大切なジュエリーの保管にもおすすめです。
そのほか、鮮やかな色彩と伝統の柄でセーラームーンの世界観を表現した「久谷焼丸皿」や、光沢感が美しい絹を贅沢に100％使用し、繊細なデザインに落とし込んだ「博多織長財布」など、伝統工芸品の味わい深さとセーラームーンならではの華やかさを融合した、とっておきの逸品を5種類ラインナップ。子ども時代のときめきを忘れない、素敵な女性にぴったりのコラボアイテムです。

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OJAGADESIGN × カードキャプターさくら

ハンドメイドとMADE IN JAPANにこだわる革製品ブランド「OJAGADESIGN」と、アニメ放送開始から25周年を数える人気アニメ「カードキャプターさくら」のコラボレザーアイテムコレクションです。

劇中に登場するカードやおなじみのマスコットキャラクターなどを、独自の製法で繊細かつ立体的に表現。細部のディティールまで精密に作り込まれており、近くで見ても楽しめます。
ピンクやイエローのポップでカラフルなレザーと、温もりを感じさせるハンドステッチの風合いが、「カードキャプターさくら」のとびきり可愛い世界観と相性ぴったり。
革製品ならではの落ち着いた質感もあるため、幅広い年代の女性にマッチします。

定期券などを入れられるカードケース・パスケース、付けるカバンを選ばないおしゃれなキーホルダーをラインナップ。
どれも手のひらに収まる小ぶりなサイズ感なので、大好きな作品のアイテムをさりげなく身に着けたい方にもおすすめです。

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INTEGRATE × おジャ魔女どれみ

現在30歳前後のミレニアル世代には懐かしい「おジャ魔女どれみ」と、資生堂が展開するメイクブランド「INTEGRATE」の限定コラボです。

「ピリカピリララ ラブリーに」を合言葉に、おジャ魔女が化粧品に魔法をかけた、というコンセプトが魅力的。
メイクするたびに、子どもの頃のワクワク感を思い出させてくれそうです。
ラインナップは、プロフィニッシュリキッド、プロフィニッシュファンデーション、ニュアンスアイブローマスカラの3種類。
リキッド・ファンデーションのケースは、フェミニンなピンクをベースに、劇中の重要アイテム「見習いタップ」や音符をあしらった、ポップで楽しげなデザインが特徴的。メイクポーチの中を華やかにしてくれそうです。
マスカラは、主要キャラクターのどれみ・はづき・あいこの3人をそれぞれイメージ。
キャラクターに合わせて開発された特別なピンク・オレンジ・ブルーで、眉の印象チェンジを手軽に楽しめます。

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PARCO × GUNDAM

40年以上の歴史を誇り、幅広い世代から愛される「ガンダム」シリーズと、全国に展開するショッピングセンター「パルコ」のコラボレーションアイテムフェアです。

アパレル、家具、小物、スポーツ用品など、多種多様なジャンルのブランドが、ガンダムを題材に特別デザインのアイテムを作製。
ファン心をくすぐる、ガンダムらしさを前面に押し出したものから、日常での使いやすさを考慮した、さりげないデザインのものまで、さまざまな方向性のコラボアイテムが集結しています。
数千円～数万円まで、幅広い価格帯の商品が用意されており、子どもから大人まで楽しめるのも注目のポイント。
購入金額5,000円以上で応募可能な、コラボ限定ガンプラが当たるキャンペーンも、ファンの購買意欲を掻き立てるポイントです。

「ランタンカバー/ガンダムver」は、「白石物産株式会社(SOU LABO)」のオリジナルキャンプアイテム。
光が当たるとクリアパーツに表現されたモビルスーツの顔が浮かび上がり、特別なムードを演出します。
キャンプ先での使用はもちろん、自宅で楽しむインテリアアイテムとしても人気のようです。
モビルスーツの顔が大胆に落とし込まれた折財布は、人気ブランド「サマンサタバサ」とのコラボ品。
上質なレザーの使用や、型押し加工による凹凸の表現など、細やかなこだわりが光る逸品です。
ガンダムのマスコット的なキャラクター「ハロ」のがま口財布は、小ぶりなサイズ感とキュートなデザインが魅力的。鍵などを入れて小物入れにしたり、バッグに付けてキーホルダー感覚で持ち歩いたりと、さまざまな使い方ができる優秀なアイテムです。

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光武酒造場 × 北斗の拳

元禄元年(1688年)に創業された佐賀県の老舗酒蔵「光武酒造場」と、80年代を代表する漫画・アニメ作品「北斗の拳」がコラボした、こだわりの本格芋焼酎セットです。

ラオウの愛馬「黒王号」を、磁器で再現した特製ボトルが注目のポイント。
デザインや試作を何度も繰り返して辿り着いた姿は、猛々しく美しい、劇中の黒王号そのものです。
特製ボトルと統一感のあるデザインが施された、2種類のオリジナルカップも付属。
このセットで晩酌すれば、「北斗の拳」の世界観にどっぷり浸れること間違いなしです。
また、黒と金で表現された重厚な雰囲気は、置物としても存在感抜群。
焼酎を飲み終えた後も、じっくり眺めて楽しめます。
専用桐箱の内側には真っ赤な布が張られており、ボトル・カップの高級感を際立たせながら、美しくディスプレイできます。

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SONY wena × エヴァンゲリオン

SONYのスマートウォッチブランド「wena(ウェナ)」と、世界中に熱心なファンを抱えるアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のコラボ腕時計です。

劇中の特務機関「NERV」職員に支給される腕時計、というデザインコンセプトがファン心をくすぐるポイント。
ミリタリーウォッチのデザインをベースに、エヴァンゲリオンをイメージさせるグリーンやオレンジの差し色でアクセントを付けています。
また、エヴァンゲリオンが活動できる限界の時間「5分」と、拡張バッテリーを使った時の活動可能時間「30分」を実際に計測できるようになっており、本当に劇中で使われていそうなリアル感が、ファンの満足度をより一層高めます。

スマホと連携した通知機能や、リストバンドをかざすだけで手軽に使える電子マネー機能、心拍数カウント・GPSをはじめとした活動ログ機能など、スマートウォッチとしての機能も充実。
たった1回の充電で約1週間も使えるため、こまめな充電が必要なく、「充電が面倒で使わなくなった」という事態になりにくいのも、実用的で日常使いしやすいポイントです。

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まとめ

昔懐かしい、80’s・90’sアニメのコラボ事例7選をご紹介しました。

アニメの放映当時、夢中になって見ていた子どもたちも、今や30代～40代。
経済力がある大人になった彼ら・彼女らに向けて、スペシャルなコラボアイテム企画が盛り上がりを見せています。
普段使いにぴったりのおしゃれな商品や、コアなファンも納得の高級品、伝統工芸品など、バラエティ豊かなコラボアイテムは、どれも大人向けならではのクオリティの高さで、見ているだけでも楽しめます。
子ども時代の憧れやワクワク感を思い出させてくれる、絶妙なデザインにも注目してみてください。

弊社トランスはこれまで、幅広い業界のクライアントとのお取引を通じて、多くのノベルティ・グッズを作製して参りました。
その豊富な実績とノウハウを活かし、コラボ・タイアップ企画のコーディネートも承っております。
ノベルティ・グッズの作製はもちろん、キャンペーンの実施まで、すべてトランスにお任せください。

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