2018年に、流行して以来、今では夏の定番アイテムとなった「ハンディファン」。
もともと韓国や中国で流行していたようで、日本に入ってくると若い女性を中心に多くの人が持ち歩き始めました。
当時、盛り上がっていたタピオカブームの影響もあり、長時間屋外で過ごすシーンなどで活躍しています。
各地で小さな扇風機を片手に歩く人々を見かける機会が増えているのではないでしょうか。
毎年4月頃から、店頭に新商品が並び始め、消費者が商品を手に取る6~8月頃に向けて、販促施策が動いています。
ノベルティや販売品としてハンディファンを展開する企業も増えており、キャンペーンの景品やライブグッズとしても人気のアイテムとなっています。
今回は、この3年で進化したさまざまな形のハンディファンを集めてご紹介します。
後半では、ハンディファンと一緒に展開できるプラスワンアイテムもご提案します。
ハンディファンの形、豊富なバリエーション
ハンディファンを持ち歩くことが定着して以来、毎年さまざまな形の商品が登場しています。
ここでは、形や使うシーンなど、それぞれの特徴をご紹介します。
ハンディファンブームの先駆け【定番型】
すっかり見慣れた定番型のハンディファン。
キャラクターやアーティストのライブグッズ、食品飲料メーカーのキャンペーン景品など、企業のオリジナルグッズとして幅広く展開されている形です。
片手に持てるサイズと無駄のないデザインで、扇風機を片手に持って涼むというスタイルを確立させました。
スタンドがついている商品も多く、デスクに置いて使うこともできる、小型扇風機の代表といえます。
キャンディのようなかわいらしいフォルムも魅力的。
ハンズフリーでより便利に【首掛け型】
片手に持つスタイルが定番となりましたが、首から下げることで両手が空き、より便利に使えるようになった形です。
風の吹き出し口を上に向かせることで、首や顔に直接風をあてることができます。
ハンズフリーで顔周りを涼しくすることで、マスクをつけたままの息苦しい夏、また、屋外のフェスや物販の待機列など手荷物が多いときでも、快適に過ごすことができます。
パーソナルスペースも涼しく【置き型】
外出自粛、テレワークの影響から、デスク回りを充実させる商品がたびたびフォーカスされるようになりました。
加湿器、ドリンクウェアや文房具など、さまざまな商品がデスク回りを充実させています。
ハンディファンにおいても、パーソナルスペースを涼しくできる置き型が作業をより快適にしてくれます。
置き型を採用するなら、デスクのスペースを取らないようなコンパクトさ、作業を妨げない静かな運転音を選ぶのがポイントです。
涼しさも見た目も大事【カワイイ型】
猫耳がついているものや、キャラクターをかたどったものなど、カワイイ見た目ももちろん大事で、女子高生を中心に支持を集めているようです。
女子高生たちにとってかわいいハンディファンは、「顔の横において写真を撮ると小顔効果になるし、風で髪がなびいて盛れる」という、良い写真を撮るためのアイテムであり、
「好きなアイドルグループの推しのメンバーカラーを買って持ち歩く」という推しを応援するためのファングッズでもあるようです。
真夏のイベントのオリジナルグッズに最適のアイテムです。
こちらの写真のハンディファンはバッテリーを使わない手動タイプです。
いつでもどこでもあると助かる【多機能型】
可動性のあるアームを曲げて、置き型、首掛け型、手持ち、棒に巻き付けることもできる、どんな場所でも使うことができるフレキシブルなハンディファンや、手持ち部分が取り外し可能で、モバイルバッテリーとして使用できる、2刀流の商品などを発見。
その他、スピーカー内蔵や、ミラー付き、スタンドライトになるものなど、ハンディファンだけじゃない機能を兼ね備えた商品も見つけました。
ハンディファンが日本で流行し始めてから4回目の夏、まだまだ進化は止まりません。
今回ハンディファンを集めてみて気付いた共通点は、2way以上が当たり前であること。 例えば、本コラムで「置き型」「首掛け型」という分け方をしましたが、そのほぼすべてが、どちらの機能も兼ね備えていました。
定番型は使いやすく人気ですが、今回集めたハンディファンはどれも期待を超えてくる便利さでした。
企業のオリジナルグッズとしては定番型のハンディファンが採用されることが多いようですが、オリジナルハンディファンを製作する際の選択肢が増えるかもしれません。
ノベルティ・オリジナルグッズのECサイト「販促STYLE」掲載商品
オリジナルグッズの幅を広げる 『ハンディファン プラスワンアイテム』
ハンディファンをオリジナルグッズで製作したいとき、「名入れできるが範囲が少ない!」というのがよくある悩み。 ロゴを小さく印刷しただけでは、オリジナリティがないと感じられる事も。
そんな時にご提案したいのが、『ハンディファンと一緒に使えるプラスワンアイテム』です。
収納ポーチ・巾着
名入れ範囲の少なさをカバーできるほか、形状や素材など、選び方次第でオリジナリティが高まるポーチや巾着をプラスワンアイテムにしてみてはいかがでしょうか。
本体を使用した後、収納用のポーチがあればカバンの中が散らかることはありません。
セットでの展開をする際は、「オリジナル収納ポーチ付き」の表記があると、お得感を演出できます。
別で販売する場合には、「ポーチに収まるコンパクトサイズ」の表記や、ハンディファンがポーチに入っている写真を見せることで、セットでの購入に繋がります。
ステッカー
ハンディファンを手に取ったユーザーが自らカスタマイズして楽しむことができるステッカーのセットもおすすめ。
アイドルやキャラクターの顔のシールを貼って推し活をしてもらう、オリジナリティある個性的な貼り方でSNSに投稿してもらうなど、ハンディファンをハンディファン以外の使い方で楽しめる仕掛けをしてみてはいかがでしょうか。
ネックストラップ・チャーム
上記で紹介したように、首掛け型にはネックストラップをつける必要があります。
本体の名入れがシンプルすぎてしまう場合は、ネックストラップもオリジナルにしてみてはいかがでしょうか。
セットにしてもよし、ストラップ部分をガチャなどのランダムアイテムの景品として展開するもよし。
ハンディファンの便利さに、アクセサリーを選ぶ楽しさをプラスできます。
清涼ミスト
制汗剤やクールミストなど、ハンディファンと一緒に使うことでより涼しくなるアイテムを一緒に販売してみてはいかがでしょうか。
市場ではミントや柑橘系のさわやかな香りの清涼ミストが、ハンディファン売り場の一角に売られているのを見かけます。
オリジナルのラベルを貼ったボトルと、アーティストやキャラクターの好きな香りで、キャラクターをより身近に感じてもらうことができるでしょう。
真夏に活躍するハンディファン 製作はお早めに!
「ハンディファン」というワードが検索される時期は、6月に急上昇。
真夏に備えて、じめじめと蒸し暑くなりはじめる時期に購入を検討する消費者が多いようです。
夏にむけてハンディファンを展開するなら、春のうちに制作を検討してみてはいかがでしょうか。
- 今年こそハンディファンを製作したい
- 夏向けアイテムを提案してほしい
など、ぜひお気軽に各営業担当までお問い合わせください。
ハンディファンを使ったことがない方は、一度使ってみてください。
その魅力に気づき、今年の夏はハンディファンを愛用することになるでしょう。
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セウヘイ
株式会社トランス社員。3月末に雑貨店に行ったとき、ハンディファン売り場が設置されているのを見て、まだ桜が咲いている地域もあるのに、「もう夏か~」と感じました。1つ2つ先の季節のことを考えながら仕事をしていると、時が経つのが早く感じませんか?私は先日ひとつ歳を取りました。そろそろ嬉しくない年齢かもしれません。