ライブやイベント、スポーツの試合など、さまざまな推し活の現場を盛り上げるのに欠かせないペンライト。
形状や大きさも多様なタイプが登場しつつあるペンライトを収納できる、ペンライト専用ケースに注目が集まっています。
推し活市場の需要拡大に合わせた、ペンライトケースのアイデアをご紹介します。
目次
ペンライトの基本情報
音楽に合わせて振ったり、曲やダンス、応援のタイミングに合わせて光らせたりして楽しむペンライト。
コンサートやイベントなどの会場の外でも、その存在感は増してきています。
ペンライトの種類
ペンライトには、電気を使わず化学発光体を使用した使い捨てのケミカルライトと、電池式・充電式のライトがあります。
電池式や充電式のタイプは、グリップ部分のボタンで、発行する色や発光パターンを変えることができるものの他、アプリや赤外線など、無線システムで会場全体のペンライトを制御して演出する「制御ペンライト」などがあります。
ペンライトは、韓国語で応援棒(응원봉:ウンウォンボン)と言い、K-POP界隈ではグループごとにペンライトの愛称がついていることもあります。
グリップ部分や発光部分にグループ名やツアータイトルなどを印刷したり、形状をアレンジしたりすることで、そのグループやイベントにふさわしいオリジナルグッズにします。
ペンライトのサイズ
ペンライトにはさまざまなサイズがあります。
使い捨てタイプ
(ルミカライト、サイリウムなど) |
直径15mm前後
高さ110mm~200mm前後 |
---|---|
一般的サイズ
(キングブレード、ルミカ大閃光ブレード) |
直径30mm前後
高さ250mm前後 |
大サイズ(K-POP、アイドル公式グッズなど) | 直径100mm前後
高さ400mm前後 |
高さ(全長)250mm 前後のストレートタイプが、ペンライトの基本形として一般的に広く認知されています。
期待が高まるペンライトケース市場
「ペンラ」とも呼ばれ、長年推し活グッズとして愛されてきたペンライト。
直径30mm前後、高さ250mm前後のスティックを収納するのには長さや厚みが必要になることから、既存のポーチやケースに収納するには難がありました。
そこで誕生したのが、ペンライトを収納するための専用ケース、ペンライトケースです。
多様化するペンライトの形状や使用シーンに合わせて、ペンライトケースのバリエーションも豊かになってきています。
エンタメ業界のみならず、社会全体に大きな打撃を与えたコロナ禍から3年余りの時を経て、2023年頃からライブ・コンサートが復活し、多くの観客を動員するイベントシーンが盛り上がりを見せています。
かつてのように声を出し、体を動かして、ライブやコンサートを楽しみ、多くの人と空間を共有するイベントシーンをさらに盛り上げるのに欠かせないペンライトの需要は、さらに広がることが予想されます。
伴って、専用の収納アイテムであるペンライトケースも、ライブ・コンサートグッズ、イベントグッズとして定番化していく可能性のあるアイテムといえそうです。
それでは、バリエーション豊かなペンライトケースのアイデアをご紹介していきます。
定番のフラットペンライトケース
厚みのないフラットポーチは、すぐに使いたいものをコンパクトにまとめるのにとても便利な形状です。
オーソドックスなペンライトケースとして、こうしたフラットなポーチタイプがあります。
L字ファスナー型
ペンケースやマスクポーチなど、細長いものの出し入れに適したL字ファスナー型のフラットポーチを、長さ、厚みともにペンライトにぴったりな大きさに進化させたのがこちらのタイプ。
ペンライトを他の荷物と分けて収納し、持ち歩くための専用ケースです。
シンプルな構造で非常に軽く、プリントや刺繍などでロゴやキャラクター、アーティストネームなどを入れて、ライブグッズとして活用するのに適しています。
マチ拡張型
こちらは、フラットな形状ながらマチが10cmまで拡張するので、変形型のペンライトでも収納できるのがポイントです。
入れるペンライトが変わっても、余裕で収納・持ち運びができる頼もしさがあります。
キーホルダーやバッジなどでデコレーションしても映えるので、ライブ会場の物販でのついで買い促進に役立つかもしれません。
トレンドと実用性を両立した巾着型
ファッション業界でトレンドが続いている巾着型のペンライトケースも登場しています。
出し入れスムーズな巾着
巾着型のメリットは、口が大きく開くところ。
複雑な形のペンライトでもすんなり収納し、取り出す時もストレスがありません。
サコッシュのように下げて使えばさらに便利
ショルダーベルトがついている巾着型ペンライトケースなら、荷物が増えがちなライブ会場での持ち歩き、出し入れともにとても便利。
機動力が問われるファンミーティングなどのオタ活イベントでも、重宝されることでしょう。
K-POPなどの大型ペンライト、小物も入るバッグ型
ペンライトのほかに、スマホやリップ、予備の電池など、必須の貴重品やペンライトと一緒に持っておきたいちょっとしたものが入るバッグ型にも注目です。
タテ型バニティバッグ型
おしゃれなミニショルダーに見えるこちらも、れっきとしたペンライトケースです。
ペンライトの出し入れに便利な縦長シルエットながら、バニティ型なので収納力はばつぐん。
ペンライト以外にも、ライブやイベントの最中に身に着けておくと便利なアイテムをたっぷり収納することができます。
背面の透明ポケットには、アクスタやトレカ、チェキなどが収納できるのも、推し活グッズとして優秀なポイントです。
ユーティリティポーチ型
こちらも、一見するとシンプルなミニショルダーバッグに見えるペンライトケースです。
パカッと180度開くセミハードタイプのポーチの中は、貴重品などをまとめるユーティリティポーチの要領で仕切りが設けられているため、ペンライトはもちろんその他の細かなアイテムも、保護しながら一緒に持ち歩くことができます。
キーリングやカラビナなどを活用すれば、ライブの最中にペンライトを一時的に下げておくこともできるので、ミニショルダーはとても機能的。
可愛さと機能性を兼ね備えたペンライトケースです。
ミニバッグ型
ミニバッグに、ペンライト専用のポケットなどをつけることでペンライトケースにするアイデアもあります。
ドリンクボトル用のホルダーを備えたバッグもある中で、ペンライトをストレスなく出し入れできる仕切りを設けたミニバッグを、推し活グッズとして展開してみるのも喜ばれるかもしれません。
ペンライトが可愛く変身?ペンライトカバー
引用:https://sutekidesudaisukidesu.com/products/ペンライトカバーのコピー
専用ケースに収納するほか、ペンライトにオリジナルのカバーをしてカスタマイズするアイデアもあります。
こちらは、K-POPなどのオリジナルグッズによく見られる、大型のペンライトにかぶせて使用するカバーです。
日本のアイドルのペンライトは、ツアー毎に異なるデザインのペンライトが販売されることが多いのに対し、K-POPアイドル公式のペンライトは、一度販売されたら次回以降のライブでも同じものを使えることが多いようです。
そのため、このようなペンライトの装飾カバーなどは、K-POP界隈での需要が高いグッズです。
つけたまま使える動物型ペンライトカバー
うさ耳、ねこ耳などの動物モチーフのカチューシャやキャップなどのヘッドアクセサリーは、つけるだけで可愛くなれる、盛れる映えアイテムとして人気です。
これをペンライトカバーに応用した動物型ペンライトカバーなら、かぶせるだけで、いつものペンライトが一段とキュートに!
カバーをつけたままペンライトとして使用することができるので、愛用のペンライトの保護兼カスタムアイテムとして展開してみると喜ばれるかもしれません。
推しの色やキャラクターの形をペンライトカバーに
人気の動物モチーフはもちろん、キャラクターやマスコットなどの形にも応用できます。
推し色を上手に取り入れたキャラクター型のペンライトカバーを複数展開して、着せ替えのようにいくつも付け替えて楽しむような使い方も考えられますね。
家の中で飾れるペンライト収納スタンド
ライブやコンサート、イベントのお供であるペンライト。
自宅では、見えるところに飾っておきたいというファン心理に応える、こんなタイプのペンライト収納スタンドもあります。
アクリルペンライトスタンド
あのコンサート、楽しかったなあ…。
そんな思い出を自宅にいても何度でも味わえるよう、「見える収納」をかなえるのがこちらのペンライト収納スタンドです。
台座と背面、支えのパーツでできたシンプルな構造で、大切なペンライトをいつでも立てた状態で飾っておくことができます。
アクリルスタンドやアクリルキーホルダーのように、自由なデザインが可能なアクリル製なら、価格もリーズナブルに作ることができるので、ペンライトと一緒に展開するオリジナルグッズとしておすすめです。
まとめ
勢いのある推し活市場においては、どんなものに需要があるかは常にアンテナを張っておく必要があります。
ファンたちのニーズにフィットする推し活グッズとして、要注目のペンライトケースに関するアイデアをお届けしました。
ぜひ、愛される推し活グッズ作りにお役立てください!
トランスでは、ライブやコンサート会場での物販商品や、キャラクターグッズなどのオリジナルグッズはもちろん、プロモーションや販促キャンペーンなど、幅広い分野でお客様をサポートいたします。
ご要望に合わせたトータルなご提案が可能ですので、ぜひお気軽にお問合せください!
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ミコメ ナホ
先日来日した某大御所バンドのステージでは、撮影OKのためスマホのライトが終始ゆらめいていました。スマホや貴重品も入るペンライトケースがあれば確かに便利に違いありません。映像で一瞬登場した伝説のフロントマン(故人)が今の観客たちを見たら、何と言うだろうかと想像しながら帰りました。