ライブ、コンサート、フェスなどのイベントにおいて、会場で楽しめるオリジナルグッズは欠かせない存在で、さまざまな種類のグッズが展開されます。
しかし、ラインナップがいつもと同じになってしまったり、トレンドをとらえていないグッズを展開してしまったりするとファンも飽きてしまいます。
今回は、いつもと同じになりがちな定番ラインナップから脱却するアイデアをご提案します。
アイテムで差別化、製品仕様で差別化、トレンドに乗って差別化するアイデアを、グッズ製作にお役立てください。
目次
アパレルグッズ編
Tシャツ
ライブ・コンサートのロゴや開催日程がプリントされたTシャツは定番でありマストアイテムです。
トレンド感やファッション性を取り入れるアイデアとして、注目すべきは「ボディのシルエット」と「デザイン」。
ビッグシルエットTシャツは通常のTシャツとシルエットも違い、ストリートファッションのような雰囲気がでます。
Y2Kトレンドで注目を浴びた「ちびT」ともよばれるクロップド丈のTシャツやジャストサイズのTシャツはファッションアイテムとしては既に定番に。
いつもと違うシルエットのボディで、ファッション性の高いTシャツを展開できます。
デザインにおいては、ロックバンドT、ポスターやアーティスト写真のプリントなどがトレンド。
ツアーロゴだけでなく、普段しても使えるようなファッショナブルなデザインのトレンドを反映させると良いでしょう。
パーカー・スウェット
秋冬のライブ・コンサートで展開されるアパレルグッズ。
パーカーやスウェットはゆったりとしたシルエットがクールなので、ボディ選びにこだわっていると、「かっこいいライブグッズ」を作ることができるでしょう。
ユニフォーム
スポーツのユニフォームを模したデザイン。
会場での一体感を出せて盛り上がれるのはもちろん、ベースボールシャツやサッカーユニ、バスケタンクトップはファッションシーンでもたびたび話題になるアイテムです。
普段着でもつかえるおしゃれなデザインを検討しても良いでしょう。
ちなみに2023-2024年は、サッカーチームのユニフォームがトレンド。
ショートパンツ
夏フェスや、夏のスタジアムツアーにおすすめ。
スウェット素材やナイロン素材など、スポーティーな雰囲気にしたり、カーゴパンツやワークパンツなどカジュアルにしたり、アクティブに盛り上がれるイベントにおすすめです。
再現・おそろい・なりきりアイテム
アーティストやキャラクターが身に着けているアイテムを再現したアパレルは、ファンのオタク心をくすぐるアイテム。
「推しとおそろい」になれるグッズはオタクの憧れです。
キャラクターの顔をデザインしたフード付きパーカーなども、会場で楽しめるアイテムになるでしょう。
公式の設定画や参考デザインをもとに、別注製作が可能です。
セットアップジャージ
年中使えるセットアップジャージ。
会場で着て目立つもよし、家に帰って部屋着として着るもよし。
アーティストがリハーサルで着ている、などの背景があるとファンはより欲しくなるでしょう。
ファッション雑貨編
キャップ/バケットハット/ビーニー
普段使いもしてもらいやすいようにシンプルなワンポイント、もしくは会場で楽しめるような派手なデザインも楽しいかもしれません。
開催する年に流行っているアイテムを反映させたいオシャレアイテムです。
Y2Kトレンドの影響から、ビーニーに注目が集まっています。
マフラー
冬のライブ・コンサートに最適なグッズ。
ライブの前後でも着用して楽しむことができます。
アーティスト、キャラクターのビジュアルとリンクしたデザインだと、おそろい感がでてより欲しくなるでしょう。
さまざまな結び方ができ、顔周りにボリュームが出せる長めの丈がトレンドです。
シュシュ
女性ファンが多いコンテンツにおすすめのライブ・コンサートグッズ。
サテン素材/オーガンジー素材、チャームでワンポイント/総柄など、素材やデザインで大人女子やガーリーなど印象が大きく変わります。
ファンの年齢層や服装、アーティスト、ライブ・コンサートのテーマに合わせたデザインを考えましょう。
推し色での展開もしやすいアイテムです。
靴下
さりげなく推しアピールができるオリジナルグッズ。
「Tシャツやキャップを普段使いするのはちょっと…」という方でも手に取りやすいアイテムです。
足元からさりげなく見えるオシャレな柄や推し色で、いつもそばに推しの存在を感じていただけます。
バラクラバ/アームカバー
Y2Kファッション、K-popなど、ファッションシーンに多大な影響を与えているカルチャーは、ライブ・コンサートグッズとしてもとても参考になります。
フードとネックウォーマーが一体かしたバラクラバや、二の腕から指までをおおうアームカバーは、ファッショントレンドとして話題になりました。
ライブ・コンサートグッズに取り入れてみてはいかがでしょうか。
アクセサリー編
前髪クリップ
流行に敏感なJK・JDのトレンドアイテム。
アーティストやキャラクターの顔が付いたクリップを前髪につけるのがカワイイ。
顔を付けなくてもカラーのヘアピンタイプもポップでキュートです。
カチューシャ
その日しか使わないものでも買ってしまうテンションになるのがライブ・コンサートですよね。
ぬいぐるみやキャラクターの耳がついたカチューシャは、ライブ・コンサート前後に写真をとって楽しんでもらったり、フェスで会場にいる時につけて盛り上がったり、会場ならではの楽しみ方。
ネックレス/イヤリング/リング 再現アクセサリー
アーティストやキャラクターが身に着けているアクセサリーのデザインを再現したオリジナルグッズの作製も可能です。
会場でつければおそろいになれるし、普段使いもしやすく、永く使ってもらいやすいアイテムです。
イメージ画像をもとにしたアクセサリーデザインの描き起こしなど、ぜひご相談ください。
スマホショルダーストラップ
「スマホショルダー」は流行語大賞2022にノミネートされるほど、世間に浸透した雑貨。
さまざまな種類が登場し、ファッションアイテムの域に到達しています。
アーティスト・グループ、キャラクターのイメージカラーをモチーフにしたストラップや、カラーテープにオリジナルのタグを縫い付けるなど、市販品と差別化しつつも使いやすいデザインにするのがポイントです。
まとめ:ライブ・コンサートグッズ製作のポイント
ここまで、ライブ・コンサートグッズとして展開したいファッションアイテムのアイデアをご紹介しました。
これらのアイテムを選定する、デザインを検討するうえで、押さえておきたいポイントをまとめます。
- 会場での一体感を楽しむグッズ
- 普段使いしたくなる、普段着に馴染むデザイン(ファン層の服装に合ったアイテム)
- ファッショントレンドをとらえたアイテム・デザイン
- アーティスト・キャラクターが身に着けているアイテムの再現、おそろいになれるグッズ
Tシャツのボディのシルエットや、キャップの形状、マフラーの長さなど、同じアイテムでも少し仕様を変えることで一気にトレンド感が高まることもあります。
ライブ・コンサートの顔ぶれが定番品中心になっている場合は、ラインナップを一度見直してみてはいかがでしょうか。
トレンド性の高いアイテムやこだわりの仕様など、是非ご相談ください。
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セウヘイ
株式会社トランス社員。ライブ会場に行くと買う予定のなかったグッズも欲しくなってしまいますよね。そんな風に思ってもらえるグッズをご提案できるように、トランス社員は日々トレンドのアンテナを張っています。