新型コロナウィルス感染症が5類に移行して、マスク着用の個人判断や、行動制限の緩和が進んでいます。
伴って、市場に展開されるグッズはどう変化していくのでしょうか。
これからニーズが高まりそうなモノやコトを予想しながら、注目が集まるオリジナルグッズを探ります。
目次
【変化と需要①】脱マスクにより顔周りのオシャレに気持ちが向く
3年にも及んだマスク生活が終焉を迎え、顔周りのオシャレアイテムが俄然注目を集めています。
ニーズが見込まれるアイテム
マスクで隠れることがなくなった分、強い日差しが気になる時に頼りになるのがサングラス。
顔への着用はもちろん、ヘアアクセサリー的な使い方も広まり、日常的に持ち歩くことも多くなりそうです。
また、口元があらわになることからリップメイクが完全復活。
淡い色味のナチュラルなヌードカラーはもちろん、存在感あふれる色味のリップをきちんと塗るのもトレンドです。
ニーズに合わせたおすすめオリジナルグッズ【顔周り編】
・サングラスポーチ
かけたり外したりが多いサングラスは、専用のポーチとともに持ち歩くのがおすすめです。
片手で軽く押すだけで開け閉めが可能なバネ口ポーチなら、大切なサングラスに傷をつけることなく安心して出し入れすることが可能です。
フラットでスリムな形状で、バッグの中で場所を取らないバネ口ポーチは、サングラスやメガネの他、メイクアイテムやイヤホンなど、すぐに取り出したい小物を持ち歩くのに、マルチに使えます。
・ミラー付ポーチ
マスクを外したことで、リップメイクが完全復活!その分メイク崩れも気になるから、ミラーの需要が増しています。
コスメポーチは、外出先でも安心してメイク直しできるようミラー付きのものが人気です。
ポーチに忍ばせて手軽に持ち歩けるような小さなミラーや、ポーチやスマホケースなどに貼っていつでもどこでも身だしなみチェックができるミラーシールにも注目です。
【変化と需要②】行動制限の緩和によりエンタメ業界の活気向上
行動規制がなくなり、ライブやイベントの人数制限も解除された今、エンタメ業界も勢いを増しています。
ライブやコンサート、音楽フェスなどのイベントも盛りだくさん。
展示会や絵画展といった人が集まる催しも復活し、あちこちで賑わいを見せています。
ニーズが見込まれるアイテム
長らく、人々が抑えてきた「その場に行きたい!」という欲求がようやく満たせるようになったことで、その場所に赴かなければ買えない会場限定グッズの需要が高まることが予想されます。
また、現地で使うもの、あるいはイベントの最中に使って気分を盛り上げる現地でしか楽しめないイベントグッズも、さらにニーズが増すと考えられます。
ニーズに合わせたおすすめオリジナルグッズ【エンタメ編】
・ペンライト
アイドルやK-popのライブでは欠かせないアイテムのペンライト。
ロゴをかたどったものや推し色に光るものはもちろん、個性的なタイプも注目されています。キャンディー型や動物型などの可愛らしいものから、メガホン型、ハンマー型、ボウリングのピン型など、個性的で楽しいペンライトが続々登場!
大好きなアイドルやアーティストを前に、会場のファンが一体となってペンライトを振るという行為は、現地に足を運ばなければ体験できません。
まさしく、魅力的な時間を過ごすことに対価を支払う消費行動「トキ消費」の象徴とも呼べる、究極の臨場感と高揚感をもたらしてくれるアイテムです。
・フラッグ&ケース
用途はペンライトと同様で、ライブやコンサート、あるいはスポーツの試合などで、ステージと観客の一体感を高めるためのグッズとして重用されるフラッグ。
その名の通り旗なので、持ち運びにはケースが必要です。
よれてシワになったり汚れたりといったことを防ぎ、スマートに収納できる専用のフラッグケースは、エンタメ業界の観客動員数の増加とともに需要が増しています。
こちらも、ロゴやプリントでオリジナル感を演出すれば、エンタメ会場で過ごす時間をさらに盛り上げるのに役立ちます。
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会場限定グッズ
会場でしか買えない限定グッズは、現地で過ごした時間とともに、大切な思い出のつまったオリジナルグッズとなります。
ここぞ!とばかりに大胆なデザインや、当日の日付を落とし込んだデザインなど、「限定感」を盛り込んだオリジナルデザインのTシャツやタオルは、さまざまなタイプのライブやイベントで喜ばれそうです。
現地で役立つ、現地でしか楽しめないアイテム
さらに、「ハイタッチ抽選券」などの、形には残らないものを付加すれば、ますます「現地に行って楽しむ」ことの価値を高めることが可能です。
今まで抑えていた分、見たい、聞きたい、触れあいたいという人々の欲求をさまざまな形で満たせるアイテムの展開が求められています。
テーマパークで来場者の気分を盛り上げるカチューシャやハットといったアイテムは、会場限定アイテムのさらに上を行く、「現地でしか付けられない」アイテムとして価値を増しています。
イベントの内容に合わせ、現地で使ってもらう、現地で楽しんでもらう用途を持ったオリジナルグッズを展開すると、大いに喜ばれることでしょう。
【変化と需要③】移動の制限も撤廃!レジャーシーンも盛況
移動の制限も段階を踏んで解除されたことで、国内外を問わず旅行を楽しむ人々が増えています。
インバウンド・アウトバウンドともに高まる消費欲求に応えられるオリジナルグッズとは、どのようなものでしょうか。
ニーズが見込まれるアイテム
旅先でも、アウトドアでも、身近で普段使いしているものをそのまま持ち歩けたらとても便利です。
スマホのほか貴重品を身軽に持ち歩けるスマホショルダーポーチは、レジャーシーンにおいても人気です。
また、お出かけ時はもちろん、遠くに出かけなくても手軽にレジャー気分を味わえるアイテムも、要注目です。
ニーズに合わせたおすすめオリジナルグッズ【レジャー編】
・スマホショルダーポーチ
あらゆる場面において必需品であるスマホ。
旅先でも、カメラを構えるタイミングや、地図を確認するのに常に身に着けておきたいものです。
加えて鍵やカード、少量のコスメなど、必要最低限の小物が入れられるスマホショルダーポーチは、普段使いはもちろんレジャーシーンにもそのまま持っていける便利なアイテム。
必要なものをコンパクトに持ち歩けるさまざまなタイプが展開されています。
・ヘアアイロンポーチ
非日常の旅先でも、身だしなみにはいつも使っているものを持ち歩きたい!
そんな需要に応えるレジャーグッズとして注目されているのが、ヘアアイロンポーチです。
内部が耐熱になっていたり、内部にゴムバンドがついていてコードをすっきり収納できたりといった工夫がされているものなら、愛用のヘアアイロンを安心して安全に持ち歩くことができます。
・キャンプ関連用品
ここ数年盛り上がりを見せているキャンプブームは、コロナ禍においても「おうちキャンプ」といった形ですそ野を広げてきました。
夏のレジャーの選択肢に、本格的なキャンプが加わったことで、キャンプギアにもいっそう注目が集まりそうです。
ふだんの食卓に取り入れるだけでも手軽に非日常感が楽しめるとして、レジャーシーンのみならず需要は高まっているアイテムです。
・保冷バッグ
キャンプやピクニックなどのシーンで、大活躍の保冷バッグ。
トレンドを意識したスクエア型や、平らな形状を保ったまま持ち運べるタイプなど、運ぶものや目的に合わせてさまざまな種類が展開されています。
レジャーシーンだけでなく、ふだんのショッピングやランチ代節約のためのお弁当にも役立つので、幅広いシーンで喜ばれるオリジナルグッズになりそうです。
・ピクニックラグ
お外で食事を楽しんだり、くつろぎのひと時を過ごすのに欠かせないピクニックラグ。トレンドの推しピクニックなどにおいても、SNS映えする可愛らしいピクニックラグはキーアイテムとなっています。
見た目の可愛らしさはもちろん、機能的に優れていたり、素材からこだわったサステナブルなアイテムであったりといったポイントで差別化を図れば、アフターコロナの需要にマッチしたオリジナルグッズになります。
アフターコロナのオリジナルグッズを展開する時のポイント
仕様やデザインで差別化
コロナの影響でさまざまなものが制限された3年もの間に、人々の期待値は大幅に向上しました。
「今まで我慢していた分、とことん楽しみたい!」という期待に確実に応えられる仕様や、高いクオリティ、今までとは一味違うデザインが求められています。
ファッションやメイクを楽しみたい!という人々の解放感に応えられるオリジナルグッズを目指しましょう。
「その場所に赴くこと」の価値を増大
オンライン配信、ネットショッピングなどのオンラインやバーチャルな体験に助けられてコロナ禍を生き抜いた今、「行きたいところに行けることの喜び」はかつてなく高まっています。
これをさらに高めてくれるのは、会場限定アイテムなどにみられる「その場所でなければ手に入らない」、「現地でなければ楽しめない」といった販売方法やアイデアです。
移動の自由を手に入れた人々をさらに呼び込むことにつながります。
イベント終了後にも大切に使い続けてもらえるクオリティやデザインを意識して、ここでしか手に入らないオリジナルグッズを企画してはいかがでしょうか。
「外出しなくても楽しめる」価値の継続
外出の必要性がない中で新たに発見された価値観も、アフターコロナで消滅したわけではありません。
ミニマムな暮らし、節約志向、身近なところで楽しむといった、コロナ禍で培われた価値観を、規制のなくなったアフターコロナの現状とうまくからめた商品展開が求められます。
旅行やアウトドアといった非日常は解禁されましたが、日常と地続きであることが重要。
オリジナルグッズ作りの際にも、ぜひここを意識して取り組んでみてください。
アフターコロナの需要が見込まれるオリジナルグッズのまとめ
あらゆる業界に世界規模の変化をもたらしたコロナ禍を経て、新時代が幕をあけました。
アフターコロナのオリジナルグッズ作りを考えるうえで、重要なポイントを再度まとめると以下のようになります。
- 顔周りの露出の増加
- 現地に赴くライブやイベントの増加
- 普段使いにも、旅行やアウトドアにも役立つアイテム
トランスでは、アフターコロナの需要に合わせたオリジナルグッズの製作はもちろん、プロモーション施策のご提案やターゲットに刺さる効果的なキャンペーン展開方法まで、幅広くお手伝いいたします。
こんなオリジナルグッズを作りたい、こんなターゲットに届けたい、といったご要望をどうぞお聞かせください。
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