春夏は冷たい飲み物、秋冬は温かい飲み物を入れて・・・。
グラスやマグカップをはじめとしたドリンク関連のグッズは、ノベルティ・販売品として常に需要があります。
オーソドックスな形のグラスやストレートマグは、日常的な使いやすさからもオリジナルグッズの定番となっていますが、今回は「ちょっと目を引く面白い仕様のグラス・マグカップ」を中心にご紹介します。
キャラクターやアーティスト、ブランドイメージ、企画のコンセプトなどに合わせて個性を表現できる特殊な仕様のグラス・マグカップを中心にピックアップ。
企業のグッズ・ノベルティ担当者様は、商品企画の参考にぜひチェックしてみてください。
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オリジナルグラス
ゆらゆらグラス(スインググラス)
倒れそうで倒れない!?
底面が丸くなっており、卓上に置くと文字通りゆらゆらと揺れる不思議なグラスです。
グラスが可愛らしく揺れる様子は、キャラクタープリントと相性ぴったり。
SNSで「ゆらゆらグラス」と検索するとアニメ・漫画のキャラクターをプリントしたゆらゆらグラスが多数ヒットし、推し活グッズとしての人気の高さが窺い知れます。
また、何度も起き上がる縁起の良さや、揺らすことで飲み物の香りを引き立てられる機能性の高さなど、アピールポイントが複数あることからも、ノベルティ・オリジナルグッズ向きのアイテムと言えそうです。
オーロラグラス
光を受けてさまざまな色に輝く、オーロラカラーのグラスです。
オーロラカラーは、ファンシーさや“Z世代っぽさ”を表現したいときにおすすめ。
シンプルな形状のグラスも、オーロラカラーにするだけで今風の雰囲気に仕上がります。
ちなみにこの加工方法は「ラスター加工」と呼ばれており、グラス表面に薄い金属膜をコーティングすることで独特の光沢感を付与します。
オーロラカラーのほか、ピンク、バイオレット、ブルー、イエローなど、単色+光沢の表現も可能です。
ジョッキ
居酒屋などでおなじみのジョッキですが、意外とお家にない方も多そうです。
キンキンに冷えたビールをジョッキで一気にいただく爽快感は格別。
宅飲みであっても、飲み物を入れるグラスを変えるだけで臨場感&美味しさがグッとアップします。
凹凸のあるグラス
グラス表面の凹凸が味わい深く、使い込むうちに愛着が湧きそうなグラスです。
凹凸を水面や雪、霜などに見立てることで、涼し気なデザインを余すことなく表現可能。
青系をはじめ、グラスの色を工夫することで、さらに爽やかなイメージが引き立ちそうです。
ダブルウォールグラス
2重構造で機能性を高めたグラスです。
外側と内側のガラスの間に空間ができることにより、飲み物の温度をしっかりとキープ。
ホット・コールド両方の飲み物に対応し、季節を問わず1年中活躍します。
また、結露を防いでくれるため、ハンドルがないデザインでも手が濡れにくいというメリットもあります。
さらに、注いだ飲み物が宙に浮かんでいるようなおしゃれな見た目も人気のポイント。
内側部分の形や塗装を工夫して、キャラクターを表現することも可能です。
オリジナルマグカップ
撥水印刷
撥水性の高い顔料で印刷した箇所(左図の赤文字部分)が、釉薬を弾くことで生まれる凹凸感に独特の魅力があるマグカップです。
印刷部分はさらりとしたマットな質感に仕上がるため、それ以外の部分を光沢ありにすることで質感の違いがより明確になり、デザインのインパクトを高められます。
シンプルなデザインのロゴやキャラクターを、少ない色数ではっきりと大胆に表現したいときにおすすめです。
メタモマグ
お湯を注ぐと絵柄が消える!
飲み物の温度に反応する特殊なインクを使った、
“遊べるマグカップ”です。
インクには、
- 約55℃で色が消える(左図のタイプ)
- 約55℃で色が出現する
- 約55℃で色が変わる
など、いくつかの種類があり、デザインや付与したいギミックに合わせて選べます。
また、複数のインクを組み合わせることで、例えば「お湯を注ぐと、ある絵柄から全く別の絵柄にチェンジするマグカップ」を作ることも可能。
秘密のメッセージを入れる、キャラクターを隠しておくなど、遊び心を表現するためのアイデアにいかがでしょうか。
オリジナルハンドル
イニシャルや周年記念の数字を、ハンドルの形状で表現する仕様も人気です。
形そのものが通常のマグカップとは異なるため、より一層所有する喜びを感じさせてくれような、プレミアム感のあるグッズに仕上がります。
アルファベットや数字のほか、ハート型、キャラクターの尻尾など、オリジナル型のハンドルも製作可能。
印刷だけでなく、マグカップの形でもこだわりのデザインを追求できます。
リサイクル陶器(再生陶器)
使用済みの陶器製食器などを粉砕し、粘土などに混ぜ込んで作るサステナブルな陶器です。
有限の天然資源、粘土の使用量を削減できることで注目されています。
見た目は通常の陶器とほとんど変わらず、機能性も損なわれないため、ノベルティやオリジナルグッズとして展開しやすいのがおすすめのポイント。
また、規定の条件を満たすことでエコマークの認定を取得できるので、グッズを通して企業やアーティストのSDGsに対する積極的な姿勢もアピールできます。
そのほかのオリジナルグラス・カップ類
個性的なオリジナルグッズ・ノベルティづくりにおすすめ♪
グラス・マグカップ以外のドリンク用食器をご紹介します。
特にキャラクターやアーティスト、スポーツチームなどのオフィシャルグッズにおすすめのアイテムをピックアップしました。
湯呑
湯呑は、和風オリジナルグッズの定番です。
撥水印刷と相性が良く、マットでしっとりとした趣深い表情に仕上がります。
湯呑の外側と内側の色が異なる「塗り分け」や、口元にラインを入れる「さびまき」など、伝統的な湯呑のディティールを追加可能。
和の雰囲気を強調することで、西洋風のデザインをベースにしたほかのグッズとの違いを強調することもできそうです。
お猪口と徳利
お猪口と徳利のセットは、湯呑と並んで和風のイメージを強くアピールできるアイテムです。
お酒好きのキャラクターやアーティストの個性を落とし込んだオフィシャルグッズとして展開すれば、晩酌のたびに“推し”を身近に感じられるアイテムとしてファンに喜ばれそうです。
また、日本各地の酒処にちなんだデザインを施すことで、地域限定の特別品としても展開可能。
アーティストのライブ先や、スポーツチームの試合先と連動したデザインなら、そこでしか手に入らないコレクターアイテムとしての需要も喚起できそうです。
ショットグラスセット
観光地のお土産品でよく見かける、プリント入りのショットグラス。
2個~5個程度のセットで販売されることが多く、同じ絵柄で揃えて統一感を出したり、それぞれ異なる絵柄で個性を出したりと、さまざまなパターンがあります。
箱入りのセットでもコンパクトなサイズ感のため、イベントやコンサートの現地販売グッズとしても展開できそうです。
カラーチェンジタンブラー
冷たい飲み物を注ぐと、温度に反応して色が変わるタンブラーです。
カラーラインナップは、イエロー→グリーン/ゴールド→オレンジ/ミントグリーン→ラズベリー/ピンク→レッド/ブルー→パープルの5種類。
どれも鮮やかで元気な印象の色合いのため、夏のイベントや販促企画にぴったりです。
グラス・マグカップの展開アイデア
キャラクター、アーティスト、スポーツチームのオフィシャルグッズとして
アニメ/漫画の作中や、歌詞に登場する飲み物を連想させるグラス・マグカップは、キャラクターやアーティストをより身近に感じさせてくれるアイテムと言えそうです。
日常的に多用する食器だからこそ、“推し”デザインのグラス・マグカップが欲しいと思うファンは多いのではないでしょうか。
また、作品の聖地やライブ会場、試合会場など、地域にゆかりのある飲み物と連動したデザインを施すことで、ほかでは手に入らない特別感を演出できます。
ブランドのお買い上げノベルティとして
アパレルなど、ブランド品のお買い上げノベルティとして展開するのはいかがでしょうか。
ブランドロゴを名入れしたグラス・マグカップは、レアな特製アイテムとしてブランドのファンやコレクターに喜ばれそうです。
キャンペーンを展開する季節に応じて、グラスとマグカップを使い分けるのがおすすめです。
企業の記念品として
企業ロゴや周年をデザインしたグラス・マグカップは、企業の記念品の定番。
社員に配ったり、取引先にお渡ししたりと、さまざまなシーンで採用されているようです。
お家で使われるシチュエーションを想定して、ペアセットにするのもおすすめ。
夫婦やカップル、来客用など、単品に比べて活用シーンがグッと広がります。
飲料や食品のキャンペーン景品に
グラス・マグカップは、お酒、ソフトドリンク、スープなど、飲料や食品のキャンペーン景品に打ってつけ。
商品そのものと一緒に使えるアイテムを景品とすることで、購入者の消費体験を引き上げられます。
中に入れる飲料や食品がさらに美味しくなるように、食器の形状、色合い、プリントなどを工夫しましょう。
コースターなどとセットで販売する
グラス・マグカップにコースターなどをプラスすることで、表現できるデザインの幅が広がり、よりオリジナルグッズとしての特別感が際立ちます。
一口にコースターと言っても、ラバーやアクリル、天然素材などさまざまな種類があり、それぞれに異なった魅力があります。
中でもアクリルスタンドとコースターが合体した「アクリルスタンドコースター」は注目のアイテム。
ドリンクと“推し“をきれいに撮影できるアイデア推し活グッズで、キャラクターIP、アーティスト、スポーツチームなど、さまざまな推しコンテンツとマッチします。
余談ですが、グラス・マグカップとのセット販売におすすめのアイテムには、コースターのほかにカップカバー、ドリンクホルダー、クージー、繰り返し使えるストロー、ストローチャームなどがあります。
まとめ:オリジナルでグラス・マグカップを作る際のポイント
日常的に使われるシーンが多く、ノベルティやオリジナルグッズとして採用される機会も多いグラス・マグカップ。
ここでは、ほかとは少し違った魅力で愛着を持ってもらえるようなガラス・マグカップ作りのポイントを簡単にまとめてみます。
- 形状・・・ボディの凹凸やハンドルの形状にこだわる。
場合によっては新規型を起こし、オリジナリティを追求することも可能。 - 印刷・・・撥水印刷、メタモ印刷(色が変わる・消える・現れる)など、各印刷方法の仕上がりの特徴を押さえる。
また、キャラクターの顔や前髪だけを印刷して、色付きの飲み物を注ぐことによってデザインが完成するタイプのグラスも人気。 - 機能・・・耐熱、保温・保冷、温度で色が変わる、ゆらゆらグラスなど。
まずは実用的な機能か、見た目の上での機能かを切り分けて仕様を決定する。 - セット品・・・グラス・マグカップ単体よりも利便性が向上し、グッズとしての特別感が増す。
コースター、カップカバー、ドリンクホルダー、クージー、繰り返し使えるストロー、ストローチャームなど。
近年は、キャラクターやアーティストのグッズを撮影してSNSにアップする“推し活”が注目を集めており、ノベルティ・オリジナルグッズにも写真映えの良さが求められる傾向にあるようです。
それと同時に、グッズの写真をハッシュタグ付きで拡散する文化もあるため、グラス・マグカップをはじめとしたオリジナルグッズそのものがプロモーションを担っている一面があるとも言えるでしょう。
そのため、おしゃれ・ほかにはない・便利など、グッズ1つ1つの特徴や強みを明確にし、ファンが「SNSにアップしたい」と思えるようなアイテムの企画を目指したいところです。
弊社トランスでは、今回ご紹介したグラス・マグカップなどの食器類をはじめ、さまざまな種類のオリジナルグッズやノベルティを企画・製作可能です。
旬のトレンド情報をいち早くキャッチし、消費者が「今欲しい!」と思うモノづくりに活かしているほか、「推し活」「サステナブル」といった、企業にとって見逃せない領域もしっかりとカバーしております。
ご予算・ご希望に応じて、柔軟な提案をさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
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