キャラクター、アーティストのオリジナルグッズとして、推しグッズにおける定番でありマストアイテムとなった「アクリルスタンド」通称アクスタ。
今回は、トランスが展開する【推し研】オリジナルの形状で作成した『アクリルスタンドコースター』をご紹介します。
“推し活”とともに楽しまれている“カフェ巡り”にフォーカスし、推し活とカフェの関係性やオタクたちのインサイト、アクリルスタンドコースター製作のポイントを解説していきます。
【推しビジネス研究所(仮)】:推し研では、「あったらいいな」を叶えるグッズやサービスを研究。
ファンが推し活・推しごとに、もっと夢中になれるようなモノ・コト作りをご提案します。
目次
【推しビジネス研究】①推し活とカフェの関係性
『アクリルスタンドコースター』をおすすめしたい理由として、まずは推し活とカフェの関係性について考察していきます。
#推しとカフェ巡り
推し活をしている女性に多く見られる楽しみ方、「推しとカフェ巡り」。
推し活仲間の友達とカフェに行き、コーヒーなどのドリンクと、推しのグッズを並べて写真撮影。
SNSに投稿したり、推しと一緒にオシャレなカフェに行っている気分を味わったりしています。
ドリンクとともに撮るグッズは、アクリルスタンド(アクスタ)を始め、トレーディングカード(トレカ)やキーホルダーなど。
ショップで購入した足でカフェに行くこともあれば、自宅から持参したものもあります。
カフェ巡り自体は趣味として男女問わず楽しまれていますが、特に推し活をしている女性は、推しをカフェに連れていき、オタク友達とともに、推しへの愛を語ります。
Instagramのハッシュタグ検索をすると、執筆時点で投稿数は6万件を超えています。
また、あるアンケートでは、「推し活に使った金額」の中に、「カフェでの飲食代」を含んで回答する人もいるといいます。
“推しとカフェ巡り“は、ターゲットの推し活インサイトを探るうえで見逃せない要素です。
コラボカフェ限定オリジナルコースターの普及
キャラクターやアイドルなどのコンテンツで度々おこなわれる「コラボカフェ」。
コラボカフェのオリジナルドリンクなどを注文すると、ノベルティとして限定デザインの紙製コースターが配られる事例がよくみられます。
100円ショップなどの雑貨店に設けられた推し活コーナーでは、「コースターケース」といった、紙製コースターを保護するアイテムも販売されているほど、コラボカフェでのコースターには需要があるようです。
今回作製した『アクリルスタンドコースター』は、カフェで、ドリンクとアクスタを一緒に撮影するシーンを想定しています。
【推しビジネス研究】②アクスタの変化
続いて、オリジナルグッズの定番グッズとなったアクリルスタンドの、トレンド変遷について考察していきます。
アクリルスタンドといえば、キャラクターやアイドルなどの「立ち絵」全身がプリントされたものが思い浮かぶでしょう。
推し活がトレンドから“カルチャー”へと定着し、アクスタが定番グッズとなった今、各地で「アクスタの差別化」が始まっているようです。
定番の「立ち絵」全身がプリントされたアクスタと差別化し、上半身アップのパネルや、ミニパーツが付属したもの、とにかくビジュアルを意識したパネルなど、アクスタに様々な変化が起こっています。
今回作製したアクスタでは、アクスタの使用頻度が高いカフェでの活用シーンを想定し、台座をコースターとして使うという変化を加えました。
いままでと違うアクリルスタンドの使い方をしてもらえるのではないでしょうか。
アクリルスタンドコースターの特徴①コースターになった台座
アクリルスタンドの台座をコースターとして使えるように設計。
コースターにドリンクを置くと、ドリンクの前にキャラクターが立つ構図になります。
ドリンクと一緒にアクスタを撮影したいとき、配置に悩むことなく、ドリンクとキャラの一体感のある写真を撮影することができます。
アイテムの特徴②ファンが楽しめる仕様での展開
推し活トレンドにおいて、使い方にある程度の自由度があることは重要な要素であると考えられます。
ファンは、カードケースにシールを貼ってデコレーションしたり、キーホルダーを自作したりして楽しんでいます。
自作したものはSNSに投稿されやすく、「真似したいカワイイ使い方!」とファンの間で話題にしてもらうことができます。
ファンがある程度自由に楽しめる仕様にすることで、展開の幅が広がります。
コースターの形状と穴の位置を工夫する
コースターの形状と穴の位置を工夫することで、2つのアクスタを連結させたり、推しカップルが並んでいるように見せたりすることができます。
複数種類を使った楽しみ方を提案し、同時購入を促すことができます。
ミニパーツを付属させる
キャラの立絵+コースター台座の2パーツだけでなく、通常アクスタとして使用できる台座やミニパーツなどを付属させ、自由に組み合わせて楽しむことができます。
名前やロゴのパネル、小さいキャラクターなどのミニパーツが付属されているアクリルスタンドは市場でも多くみられるようになり、複数のパーツがセットになっていることが定番になりつつあります。
『アクリルスタンド=立てて飾る』だけでなく、コースターとして使う、組み合わせて遊ぶ、ポーチに入れて持ち運ぶなど、自由に楽しめるアイテムなのです。
展開シーンのアイデア
グッズの定番品となっているアクリルスタンド。
イベントやコンサート、POPUPの物販品だけでなく、さまざまな展開シーンが考えられます。
- コラボカフェでドリンクとセットに
- CDやBlu-ray/DVDとセットで展開し、家でコースターとして使ってもらう
- マグカップやグラスとセットでの販売
過去に販売したアクスタを活用した展開方法も考えられます。
- 『コースター+ミニパーツ』のみ展開
- ランダムアイテムとしてコースター部分のみ販売
- アクリルスタンドの全種コンプリート特典としてコースターをプレゼント
通常のアクリルスタンドとは一風変わったアイテムということで、セット販売やノベルティなどとして展開し、限定感を演出するのも良いでしょう。
まとめ:アクリルスタンドコースター
今回の【推し研プロダクト開発】では、アクリルスタンドコースターを作製しました。
最後にアクリルスタンドコースターのポイントについてまとめます。
- シンプルなアクスタと差別化できる
- 「推し活×カフェ」には親和性がある
- ファンがある程度自由に遊べる仕様で作製できる
- セット売りやランダムアイテム、ノベルティなど、さまざまな展開シーンで活用できる
アクリルスタンドコースターは、アクスタを展開したことのあるコンテンツにはぜひおすすめしたいアイテムです。
また、キャラクター・アイドルコンテンツ以外の企業でも、企業キャラクターをアクスタにした社員向けグッズなどにも活用できるでしょう。
コースターの形状やミニパーツ、セット売りのアイデアなど、各営業担当までご相談ください。
【推し研】では、コンテンツ、ファンの推し活を盛り上げるためのオリジナルグッズを企画開発中。
今後もファンが喜ぶグッズを研究し、推し活グッズ企画シリーズを展開していきます。
関連コラム
業界初!印刷が綺麗すぎるTシャツ。推しが映える!
「プリント加工のために開発された新しいTシャツ」が登場しました。推し活が捗るオリジナルグッズ製作に最適な「カスタムデザインコットンTシャツ」の特徴をご紹介します!
セウヘイ
株式会社トランス社員。推し研研究員のエイトさんとレイさんに、アクスタになっていただきました。しかし顔がいいこの2人、推せる…!