推し活アイテムとして認知度が高まっている「チェキケース」「トレカケース」。
PVC製のケースをキャラの形に型抜きしたものや、キーホルダーが付いたタイプなどは人気があり、ライブやイベントの販売品としても定番となりつつあります。
今回はトランスが展開しているサービス【推しビジネス研究所（仮）】が、アクリル製のチェキ・トレカケースをオリジナル形状で作製しました。
【推しビジネス研究所（仮）】：推し研では、「あったらいいな」を叶えるグッズやサービスを研究。
ファンが推し活・推しごとに、もっと夢中になれるようなモノ・コト作りをご提案します。
キャラクターやアイドルなどのオリジナルグッズとして展開していただきたい、推しのチェキやトレカを収納して持ち歩けるケースをご紹介します。
目次
クリアな素材の透け感がカワイイ！アクリルチェキケース・トレカケース
今回オリジナル形状で作製したアクリル製のチェキ・トレカケースの仕様をご紹介します。
パスケースとして普段使いが可能
チェキやトレカが収納できるポケットは、ICカードが一緒に入る厚みに調整しました。
アクリル板を3枚重ねた仕様で、真ん中の層がカードを入れるポケット型になっています。
上部の穴にキーホルダーのパーツを通すことで、フタの役割になりカードが外に飛び出ない仕組みです。
透明の素材を活かした奥行きのあるデザイン
透明のアクリル板を3枚重ねている設計を活かし、奥行きのあるデザインを作ることができます。
色が透けて見えないようにする白版（デザインと同じ形に印刷する白いベタ塗り）のある部分・ない部分をあえて作り、見え方に変化を付ける方法もあります。
透明のアクリル板に白版ナシで1色印刷すると、半透明の色が透けた見え方でとても綺麗です。
アクリルチェキケース・トレカケース オリジナル製作のポイント
推し研でオリジナル製作したアクリルチェキケース・トレカケースがこの仕様になった背景を、トレンドと照らし合わせながら解説していきます。
推し活アイテムの実用化
チェキやトレカを持ち歩くトレンドが起こり、チェキ・トレカケースに推しの写真を入れて持ち歩くユーザーが増えました。
また、チェキは以前より人気がありましたが、トレーディングカード市場においても女性ファンが参入し始めている模様。
対戦ゲームとして遊ぶ傍ら、推しキャラクターのカードを入手するのに熱くなるユーザーも増えているようです。
市場では、若者に人気のあるキャラクター雑貨店やファッション雑貨店を中心に、キャラクターやポップなロゴをプリントした「パスケース」が並んでいるのがよくみられるようになりました。
ポーチとしてICカード以外の小物を入れることも想定した形状のものもあり、推し活アイテムとしての活用も考えられました。
今回作製したアイテムは、ICカードをいれてパスケースとしても使える実用的な仕様。
ICカードをチェキ・トレカと一緒に収納することで、ICカードに記載した個人情報を隠すこともできます。
パスケースということで、メインのターゲット層に電車通学のユーザーが多い、学生がいるコンテンツには特におすすめしたいアイテムです。
定番のPVC、新定番のアクリルパスケース
現状、パスケースも含め、チェキ・トレカケースはPVC製の柔らかいモノが定番。
推しのキャラ・アイドルとは別のキャラクターをかたどったパステルカラーのチェキホルダーが話題になりました。
一方で、最近市場で売られているパスケースのなかには、アクリル製のハードケースもみられます。
新たなトレンドとなる可能性のあるアクリル製のパスケースと、チェキ・トレカケースとしての性能を兼ね備えた仕様を採用しました。
アクリルならではの透明感と奥行きを感じることもポイントのひとつ。
PVC製でもクリア素材はできますが、アクリル板の透明度の高さと厚みにより影が生まれ、立体感に目新しさを感じます。
選べるパーツ
ボールチェーンやコイルなどから選ぶことができます。
「予算」や「トレンド性」、「使いやすさ」など、重視したいポイントに合わせて付属パーツを検討しましょう。
おすすめは、トレンドのコイル付きのキーホルダー。
オリジナルグッズとしての展開 アレンジのアイデア
キャラクター・アイドルなどのコンテンツのライブやシーズンごとの販売グッズとしての展開したいアクリルチェキ・トレカケース。
コンテンツの特色や、ファンの属性に合わせてオリジナルグッズの仕様アレンジを考えていきます。
印刷
透明感と厚みを活かしたデザインが可能。
表面は、収納した写真が見えるように透明で、写真の周りを囲うようにデザインを配置。
写真に少し重なるように、名前やロゴ、リボンモチーフや白版ナシのカラーなどを配置することが考えられます。
背面は、今回のサンプルではクリア素材を活かしたデザインと、中身が透けて見えないパターンを作製。
枠部分のみの印刷にして背面もクリアの仕様にすると、推しの写真が両面からみられるようになります。
白版を駆使して透ける・透けない部分の差をつけることが可能です。
形状
今回のサンプルは四角い形状で作製しました。
写真・ICハードが入る、且つ、フタとなるキーホルダーの穴の位置を確保すれば、ダイカット形状なども考えられます。
立体感を出すために厚みをプラスすると、ずっしりとした高級感を演出できます。
実用性を考え、サイズ感・重さ・耐久性などに配慮した形状にしましょう。
付属パーツ
ボールチェーンやキーホルダーなどのパーツもアレンジ可能。
オリジナルのチャームなどを付属させることでよりオリジナル性が高まり、コンテンツの個性が際立ちます。
アクスタにできる台座
「パスケースとして使える」という名目で作製した今回のオリジナルグッズですが、アクリルグッズの定番といえばアクリルスタンドですよね。
本体に凸をつけ、それに伴う台座をセットにしたり、ケースの厚みに対応する台座をセットにしたり、アクスタとしても使える2Way仕様も考えられそうです。キーホルダーにしてバッグにつけてもよし、アクスタとして飾ってもよしの万能チェキ・トレカケースになります。
展開方法
そのコンテンツで展開しているチェキ・トレカに対応した規格で作製するのはもちろんのこと、チェキ・トレカとセットにして販売することも有効でしょう。
写真のビジュアル、イベントのテーマとリンクしたデザインのケースをセットにし、「新しいビジュアル・衣装の推しと、そのビジュアル・衣装専用のケース」というより限定感の強いアイテムに魅せることができます。
既に愛用のチェキ・トレカケースを所持しているユーザーもターゲットになります。
また、複数種類あるチェキ・トレカのコンプリート特典、推し色展開など、チェキ・トレカやメンバーカラーと絡めた展開もしやすいアイテムです。
まとめ：アクリルチェキケース・アクリルトレカケースのポイント
アクリルチェキケース・アクリルトレカケースのポイントまとめ
- 流行しているチェキホルダーを、アクリル製で作製。新鮮な印象を与える。
- PVC製と違い型代は不要。形状やカラー展開がやりやすい。
- 自社展開している写真サイズに対応した専用の規格で作製が可能。
- 推し活アイテムをパスケースとして実用化。毎日推しと一緒に出かけられる。
- 形状やパーツ、デザインの幅広いアレンジ方法。他社との差別化を狙うことが可能。
推しアイテムの定番であるチェキやトレカ。
収納アイテムの需要は高まり、その種類は豊富になっています。
さまざまなデザインや形状のアレンジが考えられるアクリルチェキケース・トレカケースは、トレンドの要素を詰め込んだ推し活アイテム。
「パスケース」として打ち出すことで、キャラクターやアイドルだけでなく、鉄道系や学生をターゲットにした教育系・リクルート系の企業にもおすすめ。
企業のロゴを全面におしださずとも、「この企業でこんなカワイイアイテムもらえるの？！」と話題になるかもしれません。
形状やセット売りなど、各営業担当まで是非ご相談ください。
【推し研】では、コンテンツ、ファンの推し活を盛り上げるためのオリジナルグッズを企画開発中。
今後もファンが喜ぶグッズを研究し、推し活グッズ企画シリーズを展開していきます。
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セウヘイ
株式会社トランス社員。スマホ・スマートウォッチで改札を通る派の方は、パスケースではなく普通に推しの写真を入れて楽しんでください。
